■TEAM SUGAWARAからメッセージ
 
菅原 義正(ドライバー)
今年もご支援、ご声援頂いた皆様に心より御礼申し上げます。
今年はバイクと自動車とトラックの3部門の内、自動車部門とトラック部門の2部門のトップゼッケンを日本人が獲得した有意義なスタートでした。我々チームにも難問が起きましたが、チーム員一丸となって立ち向かい、そして克服しました。7年間も戦ってくれた日野ライジングレンジャーFTにも感謝です。
また、我々チームを信頼し、サポートを利用して頂いた選手の皆様にも感謝申し上げます。今後も更に利用し易い体制を思案中です。
これからも活動を続けますのでよろしくお願い申し上げます。
ありがとうございました。
鈴木 誠一(ナビゲーター)
ご支援、ご声援ありがとうございました。
今回は、特に足廻りのセッティングが決まり、乗り心地がよくなったためクルーの疲労も少なく、万全の体調で毎日レースに臨むことができました。また、毎年の懸案事項だったフレームのダメージも補強をいれたため全く無く、新たなトラブルにみまわれたものの、無事ゴールすることができました。
また、今年は他チームの新型車両をいろいろと見て回る機会があったのですが、「計算された大胆な改造」これが印象に残りました。
これらの改造を見習い、さらに速い日野レンジャー改造にさらなる意欲がわいてきました。
菅原 照仁(ナビゲーター)
ご支援、ご声援ありがとうございました。
何よりも今回の足廻りのセッティングは完璧でした。カマズ、ダフ、タトラといったライバル達も進化を遂げていますが、我々の日野レンジャーも彼らに勝るほどのパフォーマンスを見せてくれました。それだけに、序盤でのトラブルは残念でした。しかし、そんな中で最後まで走りきってくれたレンジャーに敬意を表します。
今後はレンジャーでの挑戦はもちろんのこと、人材の育成やサポート活動にもさらに力を入れていきたいと考えておりますので、これからの活動にもご注目下さい。
近藤 聡子(アシスタンスビークル ドライバー)
やはりパリダカは想像していた以上にスゴイところでした。一面の砂丘、最新型ラリーカー、レーシングカミオンのド迫力、参加者すべてのスケールの大きさ… 毎日が驚きと興奮の連続でした。
私はアシスタンス部門で参加、ランクル70の運転をさせていきましたが、事故も故障も大きなトラブルもなく無事にゴールに着くことができたのも、ラリー中はもちろんのこと、準備段階から周りの皆様が助けてくださったり、教えてくださったり、応援してくださったおかげに他なりません。
またアシスタンスをさせていただいたおかげで、二輪の三橋淳さん、佐野新世さん、チームAPIOの尾上茂さん、松田瑛二さん、メカニックの手塚さん、カイザーさん、三栖さん、そしてチームスガワラのクルーの頑張っておられる姿をたくさん見せていただいた分、喜びも感動も何倍にも感じさせていただきました。ありがとうございました。
D.バイラー(アシスタンスカミオン ドライバー:モンゴル)
今回初めて運転させていただいた日野レンジャー(アシスタンストラック)は、私が今までに運転してきたどのトラックよりも速く、また運転しやすく、このようなすばらしいトラックを運転させていただいたことに大変感謝しております。また、ラリーに参加することで生まれて初めてアフリカのチュニジア、リビア、エジプトの国を回ることができたことも幸せに思っています。
レース途中では、菅原さんにプロペラシャフトを渡して二輪駆動になってしまいましたが、荷物などをたくさん積んでいて車両重量が重いにもかかわらず、その二輪駆動だけでも砂丘を越えたりどんなところでも走っていける走破性には大変驚きました。
次も機会があったら是非またチーム菅原の一員として一緒に働きたいと思います。
日本の皆様から私にも応援メッセージをいただきありがとうございました。
チーム菅原の皆さんにも感謝をしています。

 
■ASSISTANCE SERVICEご利用の皆様から
 
尾上 茂選手(TEAM APIO OREX ドライバー)  WEB: http://www.apio.jp/
今回は昨年に続きアシスタンスサービスをして頂きありがとうございました。
お蔭様で完走することが出来ました。昨年よりもサービス車輌が少なかった事とスタッフの経験のせいもあるのか特に充実していた気がします。 私がキャンプに到着すると毎日必ず先にカミオンが到着し迎えてくれた事は大変嬉しかった、以前フランスのカミオンを使った時カミオンが翌日の昼ごろなんて時もあり、部品交換が出来ず大幅な時間ロスをした事がある。とにかく我々より先にカミオンが到着していると言うことはありがたい。これは菅原さん本人がラリーを知り尽くしているからだろう。アシスタントカミオン、そしてランクルのクルーの方々早朝から深夜まで埃にまみれ我々のために働いていただきありがとう。
そして工具や鈴木メカニックの助言等、当メカニックも満足しておりました。
次回の希望。もしスペースがあればもう少し座り心地の良い大きめの椅子、テーブルがあったら ”すごく嬉しい” 宴会も出来るし。宴会といえば、私の酒好きためにわざわざ日本酒をたくさん用意してくれた事、菅原さんの心使いが感じられた。欲を言えばもう少しほしかったかな!。
次回も参戦できれば是非アシスタントをお願いしたい。
松田 瑛二選手(TEAM APIO OREX ナビゲーター)
今回のパリ〜ダカは大変お世話になりました。
特に我々の車がビバークに到着する頃には、アシスタンスカーはいつも到着しており、非常に助かりました。お陰様でやっと完全完走出来ました。
本当にありがとうございました。
菅原さん、お酒を全部飲んでしまい、ごめんなさい!
三橋 淳選手(二輪)   WEB: http://www.jun38c.com/
僕の場合はメカニックとタイヤやパーツの輸送をお願いしました。2年利用させてもらったんですが、日本人スタッフなのでコミニュケーションが取りやすいのが嬉しいですね。
またバイクの場合朝は寒いのでSSスタートで防寒着を預かってもらいたい、とかの要望にも快く引き受けてもらえたのはありがたいです。そういった融通の利くところもベテランスタッフならでわと感じました。
佐野 新世選手(二輪)   WEB: http://www.motoavanti.com/
今回、初めてパリダカールラリーに二輪で出場したのですが、アシスタンスサービス無しでは出場どころか、エントリーも出来なかったでしょう。
また、フランス語も英語も出来ないので、エントリーの書類も書けないし、何が必要で何が不必要なのかも分からない。やはり、出来ないなら無理に自分でやろうとせず、経験豊富な人達にお願いをして、自分の出来る部分だけに集中した方が良い結果が生まれて来るような気がします。
一番肝心のレース中でのアシスタンスサービスは、常に先のことを考えていて自分が出発する時間よりも早く出て先回りし、チェックポイントやキャンプ地でいろいろと用意をして待っていてくれ、精神的、体力的にもとても助かりました。もし、またパリダカに出ることがあったらお願いをしたいです。ありがとうございました。
Michael Thorsten KAISER選手(#92佐野選手 メカニック:ドイツ)
Thank's to the complete team, for this great Dakar-Rallye!
It's always funny to stay on your "Assistance-truck",because it's one of the fastest(that mean I slept longer than the other mechanics, but I was always one of the first in the next "Bivouac").
Thank you very much, and special greetings from cold Bararia,Germany!
レース中は、ありがとうございました。
アシスタンストラックに乗っていたのですが、毎日気持ちよく過ごすことができました。 それは、次のキャンプ地には毎日早く到着するために、他のどのメカニックよりも長い時間休息をとることができたからです。
本当にありがとうございました。
Rupert Douglas-Pennant選手(次回パリダカ参戦のための下見として参加:イギリス)
I was lucky enough to go as an assistant with Team Sugawara in a Toyota LC70 (race number 525) This was his first Dakar experience and going with this outstanding team made it all the more enjoyable. Yoshimasa Sugawara the team leader and President of Japan Racing was considerate and helpful at all times. Even after a days racing he would always spare the time for a chat. The team were united throughout the whole event even when the chips were down and things were not going to plan. Benefiting from 20 years of experience they have a great mentality to the event (slowly does it) The 8552 kms do not need to covered at great speed but consistently fast with good navigation. Their race preparation was exceptional with every small detail being attended to. Everybody knew their jobs and no one had to throw their weight around. Teruhito Sugawara is also a great asset to the team always smiling and calm never seeming to sleep or eat. As a race driver, being driven is never ideal but Kondo San was cautious and safe. Never with one lapse in concentration despite the vast distances to be covered.
トヨタランクル70でのチームスガワラのアシスタンスとして参加でき、とても幸せでした。今回が初めてのパリダカ体験で、この素晴らしいチームとの行動はとても楽しいものでした。
チームリーダーでありJRMの代表でもある菅原義正さんはいつも思いやりがある方で、レースが終わるといつも話し掛けてくれました。
またチームは 何が起きてもどんな時もいつも結束していました。20年にわたる経験が、このレースに対する高い意識を保っているのだと思います。
全行程8552kmは常に速いスピードで走るは必要ありませんが、いつも的確なナビゲーションで正確な速さが必要とされます。彼等のレースに対する準備は、細部にわたり良く考えられており大変良いものでした。全てのクルーはそれぞれの仕事を責任を持ってこなしており、菅原照仁さんは、寝食を惜しまず、いつも笑って穏やかにチームに貢献していました。近藤聡子さんは、広大な距離を全神経集中して、レースドライバーとして確実かつ安全に車を運転をしていました。

 
■テロッシェでお手伝いをしていただいた皆様から
 
石橋 香織さん
今回、チーム菅原の皆様にお手伝いとしてお世話になったのは2度目となりましたが、色々と勉強させていただきありがとうございました。
改めて感じた事は、マシンメンテナンスから食事の用意まで、チームの人それぞれが、得意分野で力を発揮しているところがすばらしいと思いました。そして、ラリーに向けて常に余裕を持って計画をたてている事が、確実な車両作りと完走へとつながっているのだなと思います。
これからも頑張ってください。応援しています。