車検情報...


 
 今年は、フランス南部にあるマルセイユがスタートのテレフォニカ・ダカール2003。昨年とはうってかわり、日中はTシャツ一枚でも過ごすことができる様な暖かい陽気の中で車検が行われた。会場はマルセイユ市内にある公園内にあり、会場では車検行事だけでなく様々な出展ブースや子供向けのイベントが催されたりと終日沢山の人たちが集まり、とても賑やかであった。
 今年のチームスガワラは、菅原義正/鈴木誠一/菅原照仁とおなじみのメンバーの日野レンジャー(競技車両)と、主に日本人プライベーターのサポートを行うアシスタンス車両として、パリダカ2回目のモンゴル人ドライバーのD.バイラーが日野レンジャーを、そしてパリダカ初参戦となるチーム紅一点の近藤聡子がランドクルーザーをと3台体制でゴールを目指す。
 車検の順番が2日目の午前中ということもあり、余裕をもって前日にこのマルセイユに到着して今日に臨んだが、毎年のように他の選手の手続きに時間がかかってしまい大幅にスケジュールが遅れ、実際に車両を車検会場に搬入したのが午後3時過ぎとなってしまった。しかしながら書類審査や車検は何の問題もなく順調にすすみ、車検会場では顔なじみの車検員とともにクルーも作業を手伝うなど終始和やかな雰囲気の中、3台とも全ての手続きを無事終了した。


カミオンドライバー・菅原義正
今年もカミオン部門のトップシードの400番をいただきました。前日にルマンからここマルセイユまで運転をしてきましたが車両は快調そのもの、準備も余裕をもって行うことができたなど、いつも以上に良い状況でスタートを切ることが出来そうです。今年も数多くのご声援やご協力をいただいた方々にさらなる好成績をご報告できるようにチーム一丸となってゴールを目指します。

カミオンナビゲーター・鈴木誠一
今年も主に一人でレンジャーの整備を行うことになりますが、足廻りの改良や、車両の軽量化など大変良い仕上がりとなっており、例年以上に好成績を残す事ができそうです。

カミオンナビゲーター・菅原照仁
本当に毎年のことですが、車検や書類審査というのはスケジュール通り進まないので、待っているだけでも大変です。でもこちらは毎年同じことをやっており慣れているので、何の問題もなく今日の車検も通過することができました。今晩は明日以降の作戦をたててスタートに備えます。

アシスタンスヴィークルドライバー・近藤聡子
今までに体験したことのない大きな規模で車検などが進んでいるので、例えば車検場に入っただけでも緊張してしまいました。でもアシスタンスの車検は思っていたよりも簡単に終わってしまったので、ホッとしたような複雑な気持ちです。

アシスタンスカミオンドライバー・D.バイラー
若い頃からモンゴルでトラックの運転や整備をしていました。今回このようなすばらしいトラックを運転する事は私の夢でもあり、夜も眠れないくらい嬉しいです。ランクルの整備も任せてください。