2010/08/09〜08/16 RALLY MONGOLIA 2010

ダカールラリーのテスト走行として、ラリーモンゴリア 2010 に出場

日野チームスガワラは、ダカールラリー2011 に向けた改良部分の貴重な実践テストの場として、ラリーモンゴリア 2010(8/9〜16 開催、ウランバートル発着、総走行距離3,369km)に出場した。
ダカールラリー参戦 20 周年に向けて、戦闘力向上に繋がる意欲的な改良を実施した結果にドライバーの菅原も十分な手ごたえを得た。

また、プライベート参戦としてスズキ・ジムニーで参加した菅原義正は、小排気量ながら果敢な走りを見せ四輪部門10位でゴールし、モンゴル自動車連盟会長から功労賞及びジムニークラス優勝の表彰を受けた。


 
ドライバー・菅原照仁のコメント
エンジンをチューニングし、リアボディを大幅に軽量化したことで、加速性能が体で十分に感じられるほど向上しました。
オフロードでの最高速は170km/h に達し、大きな手応えを感じます。ラジエターファンにも改良を加え、前回のダカールラリーで、南米の高い気温に悩まされ続けた冷却性能も大幅にアップしています。また、スピードアップに伴いブレーキやサスペンションのチューニングも実施しています。バルブの特性を変更し、ドライバーの意のままに減速コントロールが可能なブレーキや、路面状態にあわせてスタビライザーをオンオフできる機構には、走破タイムアップに直結する実感を得ました。
昨年までは、ほとんど見かけることがなかった日野車が今年は一挙に増加し、ラリーの道中の至る所ですれ違いました。日野車に乗るモンゴル人ドライバー達は、私のレンジャーを見かけると、うれしそうな顔で手を振ってくれます。
初披露の歌舞伎調のカラーリングは、どこにいっても非常に好評で、特に外国人へのうけがよく、“メイド・イン・ジャパン”を大いにアピールすることができました。

ドライバー:菅原照仁、ナビゲーター:鈴木誠一


Rally Mongolia 2010概要

大会名称 FAcoat RALLY MONGOLIA 2010
INTERNATIONAL CROSS COUNTRY RALLY
大会主催 SSER ORGANISATION
開催国モンゴル
走行距離約3,369km

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