HINO RANGER
古稀を迎え、パリダカ参戦29回目となる菅原義正が1号車のハンドルを握り、ナビゲーターは昨年に引き続き杉浦博之が担当。信頼性のある日野レンジャーで、上位獲得を狙う。
<1号車>
日野レンジャー/カミオン部門T4.2クラス(改造車排気量10リッター以下)

菅原義正

ドライバー:菅原義正(経歴
今年は震災があり暗い話ばかりでしたが、我々も一生懸命挑戦することによって、それを払拭するような姿を見せたいです。日本人の心を大切にし、日本車である日野車をお預かりして外国勢と戦ってきます。敵もしぶとく、強豪が出場するとの情報も入ってきていますが、何としてでも阻止して良いところに行きたいと思っています。

杉浦博之 ナビゲーター:杉浦博之(経歴
前回大会に引き続き1号車のナビを担当しますが、さらに上位を目指してゴールまで導きますので皆様よろしくお願い致します。

HINO RANGER
新型車両となった2号車は菅原義正の次男・照仁がハンドルを握り、豊富なラリー経験を持つ鈴木誠一とのコンビで、並み居る強豪相手に勝負をかける。
<2号車>
日野レンジャー/カミオン部門T4.2クラス(改造車排気量10リッター以下)

菅原照仁

ドライバー:菅原照仁(経歴
ナスカの大砂丘を抜ける前年以上に難しいルート。スピード争いも厳しい。新型にとって初回のラリーですが、止まらずきっちり走れば良い成績を残せるかと思います。目標は排気量10リッター未満クラス(の優勝)をきっちり獲って、トラック部門総合の上位に。数年内に総合の5位以内に入れるクルマ作りをしたいです。今回は、その試金石としてとても楽しみにしています。

鈴木誠一 ナビゲーター:鈴木誠一(経歴
レース車が新車になりポテンシャルが上がりました。そして次回大会は砂丘の難しいコースが多いということです。フォグランプは小さくなりましたが、昼間のうちに帰れるようがんばってきます。

<メカニック>
日野グループから4名のメカニックが派遣され、各ビバークで日野レンジャーをサポートする。4名は選考により全国の販売会社から選ばれた、日野の整備士資格の最高級であるHS-1資格を有する若きエリートだ。

 

メカニック:中野直也
(広島日野・西風新都支店)
前回出場時は1台がリタイヤし、悔しい思いをしたが、今回は絶対に完走を果たす。何千人もの販社メカニックを代表し、この活動が続けられるように力を尽くします。

メカニック:稲葉勇哉
(宮城日野・石巻支店)
支店は震災で大きな被害を受けた。復興を目指す中、自分は大きなチャンスをもらった。支援くださった方々のためにも、ぜひ、明るいニュースを届けたい。
メカニック:仲田昌宏
(東京日野・江戸川支店)
4人の中では最年少。体力的には自信がある。出場は自分自身の夢だった。代表の名に恥じないよう頑張りたい。
メカニック:前田聖治
(愛知日野・小巻営業所)
代表メカニックになれてほっとした思いもあるが、うかれるの早い。結果を出したい。こうした活動を通じてメカニックの認知度を上げていきたい。

HINO PROFIA   アシスタンスカミオン
日野プロフィア/アシスタンスクラス

ラリー中のスペアパーツ輸送やメカニックの移動手段として、日野自動車が誇る大型トラック・日野プロフィアが日野レンジャーをサポート。アシスタンス車両は「JAPAN RACING MANAGEMENT」が運行し、メカニックは担当車両に分乗し、ビバークを巡る。こちらの活躍からも目が離せない。