レンジャーは1台だけの参戦ながらプロローグランで2番手につけるなど幸先の良いスタートを見せる。しかし、アフリカに入って2日目、1,044kmに及ぶ今大会最長のSSは砂丘と岩場の連続で熾烈を極め、レンジャーの到着は翌朝の8時過ぎとなりペナルティの対象に。ここで順位を落としてしまったレンジャーだが、その後はその鬱憤を晴らすような走りで好タイムを連発。実質最後となった1月15日のアタール〜ヌアクショット間のステージではトップタイムをマークし、猛烈な追い上げを見せる。翌16日、半数以上がリタイヤを期したなか、レンジャーはダカールのゴールを6位で駆け抜けた。
1号車 菅原義正/柴田英樹 エアメカニック 亀田次男 エアメカニック 矢口義光