カミオン部門のトップゼッケンとなる400番をつけたレンジャーは、1月1日カミオンの先陣を切ってベルサイユ宮殿前をスタート。序盤は大排気量の三菱、タトラ、カマズ勢に先行をゆるしたものの、過酷な走行条件の砂漠地帯で徐々に順位をアップし、1月8日の難ステージを乗り越え、カミオン部門3位に浮上。翌9日もリタイア車が続出する厳しい設定となったが、レンジャーは順位をさらに1つ上げ2位に。 後半戦に入っても難易度の高いステージが続いたが、レンジャーは3ステージでSSトップを奪う快調な走りを見せ、トップをいくタトラのロプライスを猛然と追い上げた。そして1月18日、ダカールのラック・ロゼのゴール地点に総合2番手で到着。今大会のカミオン部門の完走車は8台のみ、完走率は20%という過酷なものであった。
1号車 菅原義正/潮田尚/松本尚子 エアメカニック 鈴木誠一/菅原照仁