HINO RANGER
前大会でダカールラリー参戦30回となるギネス記録を更新した菅原義正が1号車のハンドルを握り、ナビゲーターには3年振りに羽村勝美が復帰。コモンレールエンジン&ディスクブレーキの次世代マシンで、上位獲得を狙う。
<1号車>
日野レンジャー/カミオン部門T4.2クラス(改造車排気量10リッター未満)

菅原義正

ドライバー:菅原義正(経歴
「電子制御エンジンでの参戦は初めてですが、テスト走行で運転した感触ではとても好調です。ただし、何が起こるかわからないのがレースなので、気を引き締めていきたいと思います。」

羽村勝美 ナビゲーター:羽村勝美(経歴
1992年以来、菅原義正の専属ナビゲーターとして上位入賞や完走を支える。2011、2012年は後輩を育成すべく、サポートに徹した。今回はチーム力アップのために、再びチームに合流する。

HINO RANGER
2号車は菅原義正の次男・照仁がハンドルを握り、ナビゲーターは前大会まで1号車を担当していた杉浦博之。信頼性の高い日野レンジャーで、並み居る強豪相手に勝負をかける。
<2号車>
日野レンジャー/カミオン部門T4.2クラス(改造車排気量10リッター未満)

菅原照仁

ドライバー:菅原照仁(経歴
「2012年大会では、トップグループの背中が見えるところまで攻めることができました。レース序盤のコースにアタカマ砂漠が設定されており、我々の得意な大砂丘エリアなのでここでリードを稼ぎたいと思います。」

杉浦博之 ナビゲーター:杉浦博之(経歴
2011、2012年大会に1号車のナビゲーターを担当。車両製作においても設計、製作段階から携わる。今回は2号車を担当し、更なる上位を目指す。

<メカニック>
レースを支えるメカニック5人のうち4人は、全国の日野販売会社から公募選抜された若きエリートたち。JRMで車両製作の指揮を執る鈴木誠一と共に、各ビバークでの整備作業を担う。


メカニック:鈴木誠一
次世代の新型車両投入によるメカニックの負担軽減のため、車両を知り尽くした鈴木がメカニックとして参戦し、万全の体制でサポートを行う。

メカニック:浦辺満広
(香川日野・丸亀営業所)
初の南米開催となったダカールラリー2009に次ぎ、2度目の選出。チームにとって初搭載の電子制御エンジンをゴールまで走らせ続けるために、日頃の整備経験をラリーに活かす。

メカニック:菊池孝泰
(北海道日野・札幌北支店)
ダカールラリーに出場するために、応募条件であるHS-1を取得し、また、日野自動車全国サービス技術コンクールで優秀成績を収めるなど、整備技術を磨き、満を持しての参戦。
メカニック:小磯武士
(横浜日野・横浜支店)
1997年ダカールラリーでの日野の総合優勝を見てメカニックを志す。そのまま翌年同社に入社して以来、15年間追い続けた夢の舞台に立つ。
メカニック:酒井芳明
(徳島日野・本社)
未経験ながらもメカニックとして同社に入社後、わずか7年でHS-1を取得した。徳島日野から初応募にして初出場の機会を得る。

HINO PROFIA   アシスタンスカミオン
日野プロフィア/アシスタンスクラス

ラリー中のスペアパーツ輸送やメカニックの移動手段として、日野自動車が誇る大型トラック・日野プロフィアが日野レンジャーをサポート。アシスタンス車両は「JAPAN RACING MANAGEMENT」が運行し、メカニックは担当車両に分乗し、ビバークを巡る。こちらの活躍からも目が離せない。