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 KAMAZ 4911 カマズ(ロシア) http://www.kamazmaster.ru/
 | 母国タタルスタン共和国のスポンサードを受け数々のラリーレイドに挑戦を続けるカマズは、自他共に認める「カミオンクラスの暴れん坊」。その無謀とも言える速さで大クラッシュなどの話題には事欠かないが、近年はチーム体制も熟成され5年で優勝4回と安定した王者の走りを見せるようになり、04年大会では1、2、4位の好成績を残した。車両は02年度からのレギュレーション変更により、18リッターのV8ツインターボをミッドシップからフロントに移行した4911。
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 TATRA T815 タトラ(チェコ) http://www.loprais.cz/
 | エースのロプライスはパリダカで優勝6回、2位4回、3位2回というカミオンクラスの重鎮。こちらも02年度の新レギュレーションに伴いエンジンをミッドシップからフロントに移行したため、02年大会はやむなく旧型フレームでの出場となったが、安定した走りで準優勝を獲得。03年には総軸エアサスの新型車両を投入するも、大クラッシュで早期リタイヤを期す。復活を掛けた04年もゴール直前にトラブルに見舞われ、満足いく結果を残せなかった。エンジンはKHD製16リッターV8インタークーラーターボ。
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 DAF CF75 ダフ(オランダ) http://www.dakar-derooy.com/
 | 80年代のパリダカで1200馬力のツインエンジンを搭載した最強カミオンを率いて話題となった名物ドライバー、ヤン・デルーイが02年大会より復帰。初年度は6位と奮わなかったが、03年には750馬力を発揮する13リットル直6ターボエンジンを搭載した新型車両2台を投入し、中盤まで首位を快走するなど大会を沸かせた。04年大会にはさらに進化した800馬力のモンスターカミオンを持ち込み優勝を狙ったが、結局3位に終わる。
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 MAN L90 マン(ドイツ)
 | 97年に日野レンジャーを駆り総合優勝を果たしたJ.P.ライフが開発を担当し、自らがステアリングを握るL90は、450馬力を発揮するスペシャルエンジンを搭載。KTMバイクチームのクイックアシスタンスという位置づけながら、毎年侮れない速さを見せる。しかし、03年大会はリビア〜エジプト間の国境で地雷を踏むアクシデントに見舞われリタイヤ。04年大会でもカミオンの上位勢の速さについていけず、成績は奮わなかった。
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 MERCEDES UNIMOG U500 メルセデス・ウニモグ(ドイツ)
 | 往年のカミオンドライバー、ビスマラが率いるプライベートチームが03年大会に持ち込んだ新型ウニモグU500は、まだ開発途上であったが、パリダカ以外のラリーレイドにも積極的に参戦し、徐々に戦闘力を向上させ、今では軽快な速さを見せるようになっている。熟成されつつあるウニモグは、もともと悪路走破性には定評があり、今後の活躍から目が離せない。
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