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ドライバーは10時間近いドライブの中で一瞬の判断ミスも許されず、心身ともに疲労の蓄積が激しいポジションだ。そのため、ビバークに着いて、マシンの状態をメカニックに伝えた後は、夕食を取り、早めに睡眠に入る。睡眠によるリフレッシュも大事な仕事の一つなのだ。 |
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ナビゲーターは競技中のルート案内がメインの仕事だが、そのための情報収集も大事な役割である。ブリーフィングや掲示板で翌日の情報を集め、手渡されたロードブックにあらかじめ情報を書き込んでおく。翌日のスタート時間などもチェックし、マネージャー的役割もこなす。 |
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メカニックの作業は夜間がメインとなる。昼夜の温度差が30度ちかい砂漠のビバークは、暗くて足場も悪く、最悪の環境といえるだろう。深夜に作業を終えたメカニックは、遅めの夕食をとり、テントに入る。ただ、翌朝の出発も早く、移動時間も長い過酷な環境が続く。 |
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