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STAGE-1
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1/6 DAKAR-TAMBACOUNDA
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TOTAL 594km(S.S. 284km)
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総集編
GALLERY
第22回パリ・ダカール・カイロがダカールをスタート。
待ちに待った熱戦の火蓋、
最初から変化に富んだステージは埃とブッシュの戦い。
ダカールのメリディアンホテルのパルクフェルメを出発するスペースレンジャーFT
拡大写真>>>
1月6日、第22回パリ・ダカール・カイロが実質的なスタートであるダカールを出発。いよいよ本格的な競技が始まった。今回のコースはパリが大会名に入ってはいるものの、パリは車検とパルクフェルメのみ、車両は海路ダカールに運ばれ、実質的なラリーはここから。最初のSSはダカールからタンバクンダまでの284キロで、97年のダカール・アガデス・ダカールの時とほぼ同じ行程を採る。スピードの出せる開けたところもあるが、全体にブッシュや木立が多く、4輪勢でも小回りの効く車両が好順位を占め、シュレッサーのバギーなどが振るわなかったごとく、大きな車体のカミオンには辛い一日となった。
それでもチーム・スガワラのスペースレンジャーFTは、改良したフロントサスペンションの具合も良好で、ペースを抑えながらも快調に走行。同SSカミオン総合6番手、新クラス分類のフロントエンジン4×4車のクラス1ではジンブルのメルセデスに次ぐ2位と、順調な滑りだしを見せた。明7日、マリ共和国カイエへの行程は早くもエアメカニック不在のマラソン行程一回目となるが、木立でいためた外装関係の板金作業の他にトラブルはなく、タンバクンダの飛行場に設けられたビバークでクルーは粛々と作業を進めていた。SSトップはブラジル人、デ・アゼヴェドの駆るタトラ815(旧型のワークスカー)。ダカールラリーを6回制しているカミオンクラスの鉄人、タトラのロプライスは9番手にとどまったが、なあに、まだほんの始まりだよと余裕の様子だった。
■チームクルーのコメント
ドライバー・菅原義正
滑りだしは順調。まあブッシュで右のドアが曲がったり、フロントウィンドウにひびが入ったりと、いつものようにこの手のステージはトラックには厳しいものがありますが、クルマとしては全く好調です。
ナビゲーター・鈴木誠一
ブッシュガードのおかげでフロントウインドウが割れずに済んでたんですが、ついに左のルーフ側取り付け部がもげまして、ウインドウの左端にひびがはいってしまいました。押されて変形したドアの修正とか、今日は板金関係が多いなあ。
ナビゲーター・菅原照仁
ナビの初日はまあまあでしょうか。一箇所間違えましたが、すぐ戻って事無きを得ました。GPSポイントがあるのは分かりにくい場所という合図なんですね。毎日これぐらいの長さだとちょうどいいんですが。
■カミオン部門暫定総合順位
(第1日目終了後)
順位
車番
部門
ドライバー
車種
総合タイム
1
408
T4-3
A.D.アゼヴェド
タトラ
4h 30' 55"
2
414
T4-3
B.スクレノフスキー
タトラ
4h 33' 15"
3
409
T4-3
V.チャギュイン
カマズ
4h 34' 07"
4
416
T4-3
F.カビロフ
カマズ
4h 40' 12"
5
421
T4-1
R.ジンブル
メルセデス
4h 41' 16"
6
400
T4-1
菅原 義正
日野スペースレンジャーFT
4h 41' 34"
7
418
T4-1
J.P.ボゾネ
メルセデス
4h 43' 57"
8
415
T4-1
J.P.ライフ
マン
4h 44' 26"
9
407
T4-3
K.ロプライス
タトラ
4h 47' 50"
10
404
T4-1
K.バウエール
メルセデス
4h 50' 41"
※
カミオン部門(T4)のクラス分け
T4−1:
フロントエンジン(標準)搭載の4輪駆動車
T4−2:
フロントエンジン(標準)搭載の6又は8輪駆動車
T4−3:
ミッドシップエンジン搭載車