STAGE-10(REST-DAY)1/16 SABHA 

選手も空路でリビア入り、いよいよ明日より競技復活
後半戦は6日間のもう1つのラリー
ベテランの力量で順位挽回に期待が掛かる

 
出発するクルー。
サバに向けて出発するクルー。
拡大写真>>>
 16日未明にはチームスガワラのスペースレンジャーFTもアントノフ124に積まれてリビアのサバへ。そして午前11時すぎに最終の第18便がニアメを離陸すると、すべての車両移送作戦は予定通り完結した。いかに世界最大規模のモータースポーツイベントとはいえ、スケールの大きな輸送作戦への敏速な判断はさすがフランスといったところ。午後には選手の移動も始まり、市内のホテルに投宿していたワークスチームのメンバーも空港に集結。だんだんと後半戦に向けて関係者の気持ちも盛り上がってきた。
 チームスガワラも菅原義正/鈴木誠一/菅原照仁の乗車クルーは本日サバへ向かい、矢口義光エアメカニックは明17日(午前1時半集合!)に直接ワウエルケビールへ。つまり今夜サバのビバークはエアメカ不在の行程となるが、基本的には休息日で整えたコンディションが保たれているわけで、問題はない。ここニアメは連日、日中はうだるような暑さだが、標高も高いサバは昼間でも20℃ほどと、気候の変化に体調を合わせることも重要なポイントだろう。ともあれ後半戦初のSSは距離も短く足慣らしといった趣だが、ステージ数が減っているため、後半戦はもう1つの6日間のラリーが始まるという新たな気持ちで臨みたいとしている。

■チームクルーのコメント
菅原義正 ドライバー・菅原義正
やっと待ちに待った後半戦に突入です。最初は様子をみながら、といってもうかうかしているとカイロに着いてしまうので、攻めるところは積極的に攻め、ミスを犯さず結果を出したいと思っています。