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STAGE 1 : 2008/01/05LISBOA - PORTIMAO   Liaison:104km - SS:120km - Liaison:262km  Total:486km

ジェロニモス修道院前で開かれるスタートセレモニーには数十万の観衆が集 い、お祭りさながらの賑わいをみせる。ただ、その余韻も覚めやらないうち に、選手たちはパリダカの厳しさを目の当たりにすることになる。120kmのSS と言えども、細かなコーナーの続く湿り気の多い深い砂地は、想像をはるかに 超えた難しさがある。初日から足をすくわれないよう注意が必要だ。

STAGE 2 : 2008/01/06PORTIMAO - MALAGA   Liaison:15km - SS:60km - Liaison:460km  Total:535km

2日目の行程は山岳地帯を舞台にした超テクニカルコース。WRCラリーを彷彿さ せるトップドライバーの派手なドリフト走行が観客を魅了する。ただ、コース 幅があまりにも狭いため、カミオンの競技は実施されない。SSを終えた後は地 中海のリゾート地・マラガから大型フェリーでアフリカ大陸へ向かう。

STAGE 3 : 2008/01/07NADOR - ER RACHIDIA   Liaison:182km - SS:372km - Liaison:163km  Total:717km

フェリーでナドールに上陸した一行は、アフリカ式の熱烈な歓迎を受けつつ、 陽の昇らぬうちから続々と港を後にする。SSはアトラス山脈を中心としたテク ニカルコースで、SS半ばから二輪と四輪・カミオンのコースが分かれる設定と なっている。どうしても気持ちは逸るが、前車の巻き上げる埃で遮られた視界 の奥には、枯れ川のギャップが隠れているので注意が必要だ。

STAGE 4 : 2008/01/08ER RACHIDIA - OUARZAZATE   Liaison:29km - SS:356km - Liaison:199km  Total:584km

エル・ラシディア〜ワルザザットといえば、近年のパリダカではお馴染みの ルートだが、今回はアルジェリアとの国境付近を中心とした、まったく新しい ルートが設定された。堅い地盤はマシンに与えるダメージも大きく、ここでの 損傷はラリーの行方に必ず大きな関わりをもつこととなる。この晩は二輪選手 のみマラソンステージとなり、ザゴラでライダーだけのビバークがはられる。

STAGE 5 : 2008/01/09OUARZAZATE - GUELMIM   Liaison:188km - SS:498km - Liaison:148km  Total:834km

標高の高いワルザザットのビバークは朝晩の冷え込みがきつく、ロングステー ジを前に体調管理にも気をつけなくてはならない。SSは前日同様、アルジェリ アの国境付近で争われ、全体的に荒れ放題のバンピーな岩盤が延々と続くハー ドなステージ。中盤のデューン地帯以外は、またしても埃には大いに悩まされ そうだ。
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