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STAGE 6 : 2008/01/10GUELMIM - SMARA   Liaison:66km - SS:454km - Liaison:105km  Total:625km

モロッコでのラストステージは25kmに渡る海岸線のコースから始まる。右手に大西洋を見ながらの走行はこの日のハイライトとなるだろう。ただ、大西洋へとそそぐ幾筋もの河を越えていくため、どこで渡るかが順位を分けるポイントとなってくる。途中、デューン地帯も用意されているが、パリダカ経験者にとっては難なくこなせるレベルに過ぎない。

STAGE 7 : 2008/01/11SMARA - ATAR   Liaison:198km - SS:619km - Liaison:12km  Total:829km

いよいよ勝負のモーリタニアステージだ。この日のSSは今大会最長となる619km。夜明け前にスマラのビバークを後にし、荒れたオフロードのリエゾンでモーリタニアの国境を目指す。暗闇の中ではランタンの明かりが国境までの道しるべだ。モーリタニア内からスタートするSSは今大会屈指の超ハイスピードコース。ただ、終盤の砂丘地帯は難易度が高く、細心の注意が必要だ。アタールにアシスタンスは合流しない。

STAGE 8 : 2008/01/012ATAR - NOUAKCHOTT   Liaison:44km - SS:450km - Liaison:37km  Total:531km

前半戦最後のステージは特別な難所こそないものの、ミスコースの危険性が高い波乱含みのナビゲーションステージ。序盤、ワジ内を巡り岩盤地帯の抜け道を探すルートはお馴染みだが、中盤以降のフラットな砂漠地帯も砂丘の筋を一本違えると、ミスコースに気付いた時には両サイドの砂丘が大砂丘に変わっており、ルートを引き返すしか選択肢が残っていない。休息日を気分良く過ごせるかどうかは、ナビゲーションの出来次第といえるだろう。

STAGE 9 : 2008/01/14NOUAKCHOTT - NOUHADIBOU   Liaison:37km SS:525km - Liaison:86km  Total:648km

ヌアディブまでの行程は今大会最大の山場となる。SSのほとんどが砂丘地帯で、94年大会ではあまりの大砂丘にスタックする車両が続出し、SSがキャンセルされた“魔のルート”とされている。特に筋上の大砂丘を幾筋も越えていかなくてはならず、スタックせずにいかに越えられるポイントを探しだすかで、勝負の行方は大きく変わってくるだろう。

STAGE 10 : 2008/01/15NOUHADIBOU - ATAR   Liaison:111km - SS:552km - Liaison:22km  Total:685km

前日のステージが最大の山場と言っても、今回のモーリタニアステージはキッファまで難コースが延々と続くことになる。この日のSSも550kmを超える厳しいステージで、行く手にはキャメルグラスが生い茂り、我慢我慢の一日となる。終盤のアタール周辺に広がる壮大な砂丘群はまさに圧巻のスケールで、そのすばらしい景色は疲れた心をきっと癒してくれるに違いない。ただ、ゴール前でのミスコースには十分に注意しよう。
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