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STAGE 1 : 2005/12/31LISBOA - PORTIMAO   Liaison:186km - SS:83km - Liaison:101km  Total:370km

今大会の特徴のひとつとして挙げられるヨーロッパでのロングSSが初日に早くも登場する。この長距離SSを実現するために、ポルトガルがスタート地点に選ばれたといっても過言ではない。SSのコースはポルトガル・バハでも使われている比較的フラットな路面が続くハイスピードコース。スタートセレモニーで盛り上がった気分を一度クールダウンしないと、初日から思わぬ落とし穴に陥る危険性もある。

STAGE 2 : 2006/01/01PORTIMAO - MALAGA   Liaison:65km - SS:115km - Liaison:387km  Total:567km

ヨーロッパで100kmを超すSSが開催されるのはパリダカで初めての試みとなる。イベリア半島の南端に位置する山岳地帯はモロッコのそれと見間違うほど。山並みと丘陵地帯を舞台にした走り応えのあるSSが用意される。スペインとの国境付近でSSを終え、地中海のリゾート地・マラガを目指す。マラガからアフリカ大陸に向かうフェリーは7時間の長旅だ。

STAGE 3 : 2006/01/02NADOR - ER RACHIDIA   Liaison:237km - SS:314km - Liaison:121km  Total:672km

これまでモーリタニアまでのリエゾン地域という位置付けであったモロッコで、今大会は連日300km以上のSSが設定される。最初のアフリカステージとなるこのステージはリエゾンでアトラス山脈の北端を抜け、山脈の東側に広がる比較的フラットな大地の入り口からSSが始まる。SSスタート後は一度進路を東にとり、その後は山脈の間を縫うように南西に向かう。山脈の間に無数に流れ込む枯れ川のギャップには細心の注意が必要だ。

STAGE 4 : 2006/01/03ER RACHIDIA - OUARZAZATE   Liaison:56km - SS:386km - Liaison:197km  Total:639km

アトラス山脈南側にあるメルデゥーガ砂丘をメインとしたステージは近年のパリダカではお馴染みのコース。砂丘にワジ(枯れ川)、キャニオン越えや砂地のピストとバラエティに富んだ内容で「パリ・ダカを凝縮した」と形容されるステージだ。メインとなるメルドゥーガ砂丘は起伏が激しいうえ砂も深く、スタック車両が続出する難関である。

STAGE 5 : 2006/01/04OUARZAZATE - TAN TAN   Liaison:187km - SS:350km - Liaison:282km  Total:819km

標高の高いウアザザットのビバークは朝晩の冷え込みがきつく、アトラス山脈を越える夜明け前のリエゾンを侮ってはいけない。アルジェリアの国境付近で争われるこのSSも、前日同様パリダカの常連組には馴染みの深いコース。砂丘こそないものの、荒れ放題のバンピーな岩盤が延々と続くハードなステージで、ハイスピードでのリスク回避に全神経を集中させる必要がある。スタックの心配はないが、車両に大きなストレスのかかる我慢のステージだ。
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