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STAGE 11 : 2006/01/11KAEYS - BAMAKO   Liaison:50km - SS:231km - Liaison:424km  Total:705km

マリからギニアにかけては木立の生い茂る森林地帯が舞台。競技者は道幅の狭いピストを幾多の分岐に注意しながらフォローしていかなければならない。また、前車が巻き起こす埃に視界を遮られるため、追い越しに苦労し、埃に隠れたギャップや障害物には注意が必要だ。いずれにしても縦一列の大渋滞は変わらないため、思い通りに走ることができないストレスを溜めこまないセルフコントロールがポイントとなる。

STAGE 12 : 2006/01/12BAMAKO - LABE   Liaison:197km - SS:368km - Liaison:307km  Total:872km

バマコからギニア国境までリエゾンで向かい、鬱蒼とした森林の入り口からSSはスタートする。序盤はハイスピードだが、徐々に木立は益々深くなり、アップダウンを繰り返しながら、幾度も浅瀬を越えていく。暑さは益々厳しくなり、そこはもう完全なジャングル地帯だ。ラベのビバークはアシスタンスが禁止されるマラソンステージである。

STAGE 13 : 2006/01/13LABE - TAMBACOUNDA   Liaison:7km - SS:348km - Liaison:212km  Total:567km

ラベは山々に囲まれた盆地に位置する町で、この日のSSはセネガルとの国境付近に広がる山岳越えがメインとなる。山脈の北側に抜ける道幅の狭い峠道を探しながらの走行となり、相変わらず追い越しが難しい我慢のステージである。国境を越えればいよいよ最後の通過国セネガルだ。

STAGE 14 : 2006/01/14TAMBACOUNDA - DAKAR   Liaison:107km - SS:254km - Liaison:273km  Total:634km

ギニアのジャングル地帯を抜けると、幻想的なバオバブの木が目に付くようになる。ダカールに至る最後のロングステージは立ち木の茂るテクニカルコース。ゴールが近いからといって油断をすると、思わぬナビゲーションミスで痛い目にあう。ダカールの町ではここまでの戦いを乗り越えた選手達に祝福の声が注がれるだろう。

STAGE 15 : 2006/01/15DAKAR - DAKAR   Liaison:38km - SS:31km - Liaison:41km  Total:110km

いよいよ長く過酷な戦いもこれで最後だ。恒例のビクトリーランは青く広がる大西洋の海岸線からバイクは20台、四輪・カミオンは2台ずつ、総合の上位順でスタートが切られる。心地よい潮風を感じながら海岸線を抜け、意外に深い砂丘を越えれば、ピンク色に輝くラックロゼがすべての勇者達を温かく迎えてくれるだろう。ゴール地点に設置されたポディウムでは大観衆を前に表彰式が行われ、そこに辿り着いたすべての選手がヒーローとなる。
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