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STAGE 6 : 2006/01/05TAN TAN - ZOUERAT   Liaison:336km - SS:444km - Liaison:12km  Total:792km

タンタンからのロングリエゾンでモーリタニアの国境に向かい、国境を越えたところがSSのスタート地点だ。ただ、リエゾンといえども国境までの80kmほどは非常に路面が荒れており、厳しい行程となる。国境を越えれば、山場となるモーリタニアステージが始まるが、このステージは序盤から全開走行が続くハイスピードコースで、難易度はそれほど高くない。終盤、ズエラに近づくにつれ砂丘が現れるが、問題なく通過できるだろう。

STAGE 7 : 2006/01/06ZOUERAT - ATAR   Liaison:10km - SS:499km - Liaison:12km  Total:521km

序盤50kmほどはハイスピードコースだが、その後は切り立った砂丘、延々と続くキャメルグラス(ラクダ草)など変化に富んだ難所が続く。砂丘地帯を越えると切り立った小石が点在する岩盤地帯が現れる。岩盤地帯のCPを通過した後は進路を南西にとり、アタールへと向かう。再び現れる砂丘地帯を抜け、地盤の固い悪路を走りきればアタールに辿り着く。バラエティーに富んだ今大会屈指の難コースだ。

STAGE 8 : 2006/01/07ATAR - NOUAKCHOTT   Liaison:34km - SS:508km - Liaison:26km  Total:568km

前半戦最後のステージは特別な難所こそないものの、ミスコースの危険性が高い波乱含みのナビゲーションステージ。特にGPSの使用が規制される今大会では細心の注意が必要だ。序盤、ワジ内を巡り岩盤地帯の抜け道を探すルートはお馴染みだが、中盤以降のフラットな砂漠地帯も砂丘の筋を一本違えると、ミスコースに気付いた時には両サイドの砂丘が大砂丘に変わっており、ルートを引き返すしか選択肢が残っていない。休息日を気分良く過ごせるかどうかは、ナビゲーションの出来次第といえるだろう。

STAGE 9 : 2006/01/09NOUAKCHOTT - KIFFA   Liaison:30km - SS:599km - Liaison:245km  Total:874km

休息日明けのステージは今大会最長の874kmのロングステージ。SSも599kmと最長で、厳しい戦いが予想される。中盤までは幾つかの砂丘の筋を越えながら、筋に沿って北東に向かう。中盤以降はキャメルグラスが延々と続き、我慢の走りを強いられ、その後は再び砂丘地帯に突入する。このあたりの砂丘はスパンが短く起伏が激しいため、難易度は高い。砂丘地帯を抜けると路面は一転し、岩が点在する岩盤地帯が現れる。右手にそびえる岩山に沿って南に向かえば、SSのゴールに辿り着く。

STAGE 10 : 2006/01/10KIFFA - KAYES   Liaison:1km - SS:283km - Liaison:49km  Total:333km

5番目の通過国マリに入り、景色は一転。広大な砂丘群は影を潜め、ラリーは灌木の茂るサバンナ地帯で争われる。この日のステージは前日の疲れを癒すショートステージ。キファからハイスピードのワインディングを南に向かうと、徐々に道幅が狭くなり、無数の集落を結ぶ分岐点が多くなる。ショートSSといえどもナビゲーションに気を付けないと痛い目にあうだろう。
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