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STAGE 5 : 2004/01/05ER RACHIDIA - OUARZAZATE
STAGE5
Liaison:56km - SS:337km - Liaison:182km  Total:575km

ラリーも5日目にして、いよいよ本格的なアフリカステージが始まる。まだまだ300kmそこそことSSの距離は短いが、アルジェリアの国境に沿って争われるSSは毎回波乱の起こる難コース。序盤は石混じりの固いピストで埃に惑わされ、序々に大地が砂地に変わるとメルドゥーガ砂漠の砂丘が現れる。砂丘越え自体は数キロのみだが、起伏が激しいうえ砂も深く、スタック車両が続出する難関である。砂丘地帯を挟むようにCP(チェックポイント)が設置されている光景は、初心者には憎らしい設定であろう。
ビバークのウアザザットは四方を山に囲まれた台地にあり、夜間の冷え込みはきつい。


STAGE 6 : 2004/01/06OUARZAZATE - TAN TAN
STAGE6
Liaison:176km - SS:351km - Liaison:276km  Total:803km

ウアザザットのビバークからアトラス山脈越えのリエゾンでSSスタート地点へ向かう。前日と同じようにアルジェリアの国境付近で争われるSSは砂丘こそないものの、荒れ放題のバンピーな岩盤が延々と続くハードなもの。スタックの心配はないが、車両に大きなストレスのかかる我慢のステージだ。
後半のリエゾンはアベレージの高い一本道。なるべく早くビバークに到着し、翌日のロングステージに備えたい。


STAGE 7 : 2004/01/07TAN TAN - ATAR
STAGE7
Liaison:345km - SS:701km - Liaison:9km  Total:1,055km

今大会最長となる1,055kmのステージは深夜にタンタンのビバークをあとにし、西サハラ地域を駆け抜け、一挙にモーリタニア国境を越える。国境の仮設ビバークで朝食をとり、給油を済ませ、SSのスタートを待つ。このあたりは非常にフラットな大地のため、前半の200kmちかくは全開走行が続く待ったなしのスピード勝負。中盤は石混じりの固い路面が舞台となり、多くの車両がパンクに悩まされることだろう。そして終盤には勾配のきつい砂丘が、疲れ切った選手達を待ち受けている。この砂丘でどのくらいの選手達が夜を明かすことになるのだろうか...


STAGE 8 : 2004/01/08ATAR - TIDJIKJA
STAGE8
Liaison:34km - SS:355km  Total:389km

誰もが前日までの疲れを引きずっている。距離も極端に短い。だからといってパリダカは容易なステージを用意しているわけではない。マラソンステージとなるこのステージは非常に難易度の高いパリダカでも屈指の難コースである。固い路面のワインディング、バンピーなピストやワジ(枯れ川)通過、スパンの短い砂丘群が容赦なしに襲いかかり、アベレージは50km/hに満たないであろう。また、限られたポイントしか通過ができない地形のため、ナビゲーションの難易度も高い。さらにティジカのビバークにアシスタンス車両の姿はない。

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