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STAGE 13 : 2004/01/14BAMAKO - AYOUN EL ATROUS
STAGE13
Liaison:230km - SS:478km - Liaison:25km  Total:733km

このステージも曲がりくねったピストが続くサヘルが舞台となる。選手達は再びほこりと分岐に悩まされ続けることになるが、国立公園を抜ける前半のルートは緑豊かな美しいステージだ。しかし中盤以降に現れる蜘蛛の巣のごとく広がるピストは非常に状態が悪く走りづらい。パリダカは砂丘のイメージが強いが、こういった車両にもドライバーにも負担が大きい我慢のルートが意外に多いのも事実である。


STAGE 14 : 2004/01/15AYOUN EL ATROUS - TIDJIKJA
STAGE14
SS:510km - Liaison:3km  Total:513km

モーリタニアの2ステージが後半の山場となるだろう。大地は砂地へと変わり、フェシフェシが延々と続く。地平線上の砂丘を何度越えようが、その情景は変わらない。決して気持ちを切らすことなく、一歩一歩進むことに意識を集中させよう。そして徐々に砂が深くなってきたら、そこはネガの谷の入り口だ。断崖に挟まれたその砂の谷を登りきることがゴールへの絶対条件となる。ティジカに近づくと岩肌の大地が現れる。万が一ルートを見失ったら無理せずに引き返すのが賢明だろう。なぜならばその岩盤の大地を登るルートをオンコース以外で見つけ出すのは困難な作業となるはずだ。


STAGE 15 : 2004/01/16TIDJIKJA - NOUAKCHOTT
STAGE15
Liaison:3km - SS:590km - Liaison:37km  Total:630km

序盤はガレ場が舞台となり、前日同様ルートを見失うとやっかいだ。中盤からは200kmちかくフェシフェシが続く我慢大会。スピードを出したくても出せない苛立ちだけがつのる。でもここさえ乗り切れば大地はフラットとなり、走りやすい路面が待っている。だが油断は禁物だ。ゴールに近づくにつれ砂丘の筋が大きく高くなり、些細なナビゲーションミスでオンコースをはずれてしまう。ミスコースに気付いた時にはもう遅い。たった3km先のゴールとの間には山のような砂丘の尾根が立ちはだかり、どんな術をもってしてもそこを越えることは不可能である。


STAGE 16 : 2004/01/17NOUAKCHOTT - DAKAR
STAGE16
Liaison:60km - SS:210km - Liaison:395km  Total:665km

いよいよラリーは終盤戦を迎える。セネガルの国境を目指す立ち木の茂るテクニカルな短めのステージだ。ゴールが近いからといって、がんばりすぎても余裕を持ちすぎてもよくないだろう。常に自分たちができる精一杯のパフォーマンスを心がけるべきだ。簡単そうで難しいこのことを実践できればパリダカの女神はきっと微笑んでくれるだろう。
ロッソで渡し船を使い、長いリエゾンをこなせば、活気溢れるダカールの町がすべての選手たちを心温かく迎えてくれる。


STAGE 17 : 2004/01/18DAKAR - DAKAR
STAGE17
Liaison:45km - SS:30km - Liaison:38km  Total:113km

いよいよ長く過酷な戦いもこれで最後だ。今回はラックロゼがビクトリーランのスタートとなる例年とは正反対のルートとなる。多くの観衆が集まるラックロゼをスタートした選手たちは、心地よい風を切りながらビクトリーランを堪能する。意外に柔らかい砂も彼らには苦にならないだろう。そして木立を抜ければダカールの海が目の前に広がっている。右手に広がる海を見ながら何を感じ何を思うのだろうか。

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