2007/01/11 TAN TAN - ZOUERAT

最長行程を無事に終え、モーリタニアへ
排気量10リットル以下車両のワン・ツー体制を堅持

 11日の行程はタンタン〜ズエラ。ラリーは4つ目の通過国であるモーリタニアへ入った。砂丘のふんだんにある同国は近年のダカールラリーで競技の中心的な舞台となっており、今大会でもモーリタニアでの行程が最大の山場と目されている。西サハラ地域とモーリタニアの国境は通過出来る場所が限定されており、例年同じ地点から入国しているが、今回は若干変則的な行程を採った。まず、414kmの長いリエゾンでタンタンからスマラを通って国境へ。越境後、以前にビバークしたこともあるビア・モグレインから394kmのSSが設定されて、ズエラの町外れに到着した。ステージは序盤がハイスピードのグラベルだが降雨の影響で泥になっているところも。その後はハイスピードで、終盤には簡単な砂丘越えも登場した。昨日のSSでトップを走っていたV・チャギュイン(カマズ)が転倒リタイアを喫するなど厳しい戦いの続くカミオン部門だが、日野チームスガワラの2台の日野レンジャーはこの日も健闘を見せ、2号車が13位、1号車も20位でゴール。この結果により総合順位でも11位/12位に一つづつ後退したが、依然排気量10リットル以下車両のワン・ツー体制をキープしている。この日の行程はアシスタンス部隊も競技車の通過後に同じルートを辿るため、アシスタンスカミオンの到着は遅く、先に着いた2台の日野レンジャーは一足先に着いたアシスタンスカー乗員の手によって点検作業を始めていた。


 
1号車ドライバー・菅原義正のコメント
クルマは好調。今日も気持ち良く走りました。途中転倒している車両があったり、ハイスピードのリスクもあるステージでしたね。いよいよモーリタニアに入り、気持ちが引き締まります。

photo
ズエラに到着、コーラで一服する菅原義正>>

 カミオン部門SS暫定順位
 1   501 ステイシー マン 03:39:58
 2 509 G.デルーイ ジナフ 03:54:05
 3 527 マルデーブ カマズ 03:56:10
 4 508 ジャクコット マン 04:03:21
 5 503 デ・アヴェゼベド タトラ 04:03:50
 6 513 バンギンケル ジナフ 04:14:25
 7 512 ロプライス タトラ 04:20:13
 8 519 トムチェック タトラ 04:21:21
 9 510 マシック リアズ 04:25:25
 10 511 ベックス ダフ 04:29:42
 13   507 菅原照仁 日野 04:59:22
 20   504 菅原義正 日野 05:19:45

 カミオン部門総合暫定順位
 1   501 ステイシー マン 17:45:13
 2 509 G.デルーイ ジナフ 18:33:55
 3 527 マルデーブ カマズ 19:31:52
 4 512 ロプライス タトラ 20:27:57
 5 503 デ・アヴェゼベド タトラ 20:28:59
 6 513 バンギンケル ジナフ 20:28:59
 7 510 マシック リアズ 20:53:01
 8 508 ジャクコット マン 21:32:48
 9 505 レシェニコフ カマズ 21:40:01
 10 530 ブロワー ジナフ 22:15:35
 11   507 菅原照仁 日野 22:24:04
 12   504 菅原義正 日野 23:04:30

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