後半戦初日は今大会最長のSS
過酷なロングステージで10リットル以下車両のワン・ツーを堅持
14日、2007ダカールラリーは後半戦に突入。アタール〜ティシット間で今大会最長589kmのSSが行われた。ルートはアタールから基本的にピストを辿ってティジカへ向かい、そこから東に進んでティシットへ至る。極めて難易度の高い砂丘越えは存在しないが、序盤の石混じりのグラベルから砂が柔らかくて難易度の高い砂丘、そしてキャメルグラスの茂った砂地の丘陵と、路面は変化。気温も上がり、長距離ということから乗員の疲労も極限に達した。昨日の休息日に日野自動車ならびに販売会社から派遣された6名のメカニックの手によってリフレッシュされた日野チームスガワラの日野レンジャーはこのステージでも大健闘。1号車がカミオン部門SS12位、2号車も11位でゴール。これにより総合順位でも2号車が9位、1号車が10位で排気量10リットル以下車両のワン・ツー体制をキープした。ここティシットはマラソンビバークで、アシスタンス部隊は不在。2台の日野レンジャーは21時40分の原稿締め切り時点で未確認だが、ビバークには到着していると思われる。日野自動車ならびに全国販社から選抜された6名のメカニックはアタールからヌアクショットを経由して舗装路を迂回し、15日のネマのビバークへ向かっている。
| |
|
カミオン部門SS暫定順位 |
|
1 |
|
501 ステイシー |
マン |
08:58:49 |
|
2 |
|
527 マルデーブ |
カマズ |
09:38:57 |
|
3 |
|
530 ブロワー |
ジナフ |
09:41:37 |
|
4 |
|
511 ベックス |
ダフ |
09:46:54 |
|
5 |
|
512 ロプライス |
タトラ |
09:57:04 |
|
6 |
|
519 トムチェック |
タトラ |
09:57:32 |
|
7 |
|
505 レシェニコフ |
カマズ |
10:12:22 |
|
8 |
|
513 バンギンケル |
ジナフ |
10:16:57 |
|
9 |
|
508 ジャクコット |
マン |
10:19:55 |
|
10 |
|
503 デ・アヴェゼベド |
タトラ |
10:23:30 |
|
11 |
|
507 菅原照仁 |
日野 |
10:42:17 |
|
12 |
|
504 菅原義正 |
日野 |
10:49:30 |
|
|
カミオン部門総合暫定順位 |
|
1 |
|
501 ステイシー |
マン |
31:35:46 |
|
2 |
|
527 マルデーブ |
カマズ |
34:32:22 |
|
3 |
|
513 バンギンケル |
ジナフ |
36:07:08 |
|
4 |
|
503 デ・アヴェゼベド |
タトラ |
36:15:28 |
|
5 |
|
512 ロプライス |
タトラ |
36:33:49 |
|
6 |
|
505 レシェニコフ |
カマズ |
37:29:45 |
|
7 |
|
508 ジャクコット |
マン |
37:41:19 |
|
8 |
|
530 ブロワー |
ジナフ |
37:41:30 |
|
9 |
|
507 菅原照仁 |
日野 |
39:15:26 |
|
10 |
|
504 菅原義正 |
日野 |
39:37:44 |
|
|