2009/01/04 SANTA ROSA DE LA PAMPA-PUERTO MADRYN
Liaison 0km / SS 237km / Liaison 600km  Total 837q

パタゴニアのフェシュフェシュは大荒れのステージに

2日目はパタゴニアの真っ只中、チュブド地方のプエルト・マドリンへ。237kmのSS(競技区間)のあとにはビバークまで600kmもの長いリエゾン(移動区間)があり、トータル距離の837kmは今大会の中でも最長だ。SSは序盤から砂地の路面で、途中にはフェシュフェシュ(柔らかいパウダーサンド)も現れたが、狭い道幅にもかかわらずスタック車が続出し、これを避けるため多くの車両がブッシュに突っ込んで回避するなど、現場は大荒れに。2台とも車体はキズだらけとなってしまった。それでも2号車はカミオン部門16位、1号車も24位で終了。暑さの中で負荷の掛かる路面だったため水温の上昇などが見られたが、トラブルはなく、海岸沿いの軍の施設を利用したプエルトマドリンのビバークに午後7時すぎに無事到着した。日中は気温35度を超える暑さとなったビバークだが、この時間になると過ごしやすくなる。今朝もサンタ・ロサのビバークで朝4時まで作業を行ったあとこちらに移動してきた7名の日野メカニックたちはさっそく作業にとりかかった。


 
1号車ドライバー・菅原義正のコメント
昨日が肩慣らしなら今日は足慣らし。結構大変な一日でした。なにしろ主催者が無理やり砂のあるところに連れて行こうとしてコースを捻じ曲げている感じ。そこらじゅうで四輪がスタックしている中をブッシュに突撃して抜けてきました。


 
1号車ナビゲーター・羽村勝美のコメント
細かい修理点検のお願い項目は結構ありますが、トラブルというわけではありません。まあホコリも酷いし、狭いしフェシュフェシュで柔らかい中にスタックしてるしで、大変でしたね。


 
2号車ドライバー・菅原照仁のコメント
結構埋まってましたね。中盤にオフピストの区間があり、木が切ってあって、そこを抜けると砂地ののぼりになってるとか、作られた設定もあった。面白くはありませんが集中力を保つよう気を遣って走りました。


 
2号車ナビゲーター・鈴木誠一のコメント
ホコリと狭い道、その中で砂地のためか水温と駆動系、エンジンの油温上昇が気になるステージでした。終盤はペースを抑えざるを得なかったです。

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急勾配の砂地を駆け上がる1号車>>

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狭い木立の間を抜ける2号車>>

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プエルトマドリンに到着した2台の日野レンジャー>>

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作業の打ち合わせを行う羽村ナビとメカニック>>

 カミオン部門SS暫定順位
 1   505 デロイ ジナフ 02:21:42
 2 506 カビロフ カマズ 02:23:42
 3 509 ヴィレット ジナフ 02:30:20
 4 501 チャギュイン カマズ 02:31:04
 5 508 マルデーブ カマズ 02:41:28
 6 516 マシック リアズ 02:50:00
 7 520 スパシル リアズ 02:50:54
 8 519 キース ジナフ 02:51:33
 9 510 ビラロカ メルセデス 02:51:53
 10 500 ステイシー マン 02:54:09
 16   513 菅原照仁 日野 03:07:42
 24   511 菅原義正 日野 03:22:41

 カミオン部門総合暫定順位
 1   505 デロイ ジナフ 05:36:51
 2 506 カビロフ カマズ 05:40:49
 3 509 ヴィレット ジナフ 05:45:27
 4 501 チャギュイン カマズ 05:49:43
 5 508 マルデーブ カマズ 05:56:57
 6 504 アゼベド タトラ 06:13:16
 7 516 マシック リアズ 06:20:57
 8 520 スパシル リアズ 06:21:32
 9 519 キース ジナフ 06:22:20
 10 527 ヴァンデンブリンク ジナフ 06:28:16
 15   513 菅原照仁 日野 06:43:23
 19   511 菅原義正 日野 07:00:51

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