2009/01/10 VALPARAISO
REST DAY

中間休息日を終えていよいよ後半戦へ

2009年ダカールラリーは10日、チリのヴァルパライソで中間休息日を迎えた。同地は太平洋岸のリゾート地で丘の上にある海軍の兵学校がビバーク地とされ、各チームのアシスタンス車両と競技車が狭い運動場にひしめくように駐車して終日整備を行った。明日からの後半戦を日野チームスガワラの2号車(菅原照仁/鈴木誠一組)は排気量10リットル未満クラスのトップとなるカミオン部門10位で折り返し。また7日のSS中に駆動系トラブルで遅れた1号車(菅原義正/羽村勝美組)はパスした8日のSSタイムを(マキシマムタイムの)15時間とした上でペナルティが加算される模様。
日野自動車ならびに販売会社から派遣されている7名のメカニックはこの日予定されていた定期交換部品の取替えや、ダメージを受けた外装部品の修復などを精力的にこなし、夜までに車両は2台とも万全の状態に。後半戦はチリのアタカマ砂漠を舞台にしたループコースやアシスタンス部隊が不在のマラソン行程など、大会の山場と目されるステージが幾つも待ち受けるだけにチームは改めて気持ちを引き締めていた。


 
1号車ドライバー・菅原義正のコメント
明日から新規まき直しですね。順位は下がりますが続けられて良かった。手にはスコップダコが出来て痛いくらい、よくまあ掘り出したと思いますよ。


 
1号車ナビゲーター・羽村勝美のコメント
駆動系トラブルでスタックした際は雨は降るし雷は落ちるしで大変だっただけに、続けられることがとにかく嬉しい。後半戦も頑張ります。


 
2号車ドライバー・菅原照仁のコメント
ここまでに上位陣もトラブルを抱えており、(2号車の)後ろにも速いクルマがいる状況。後半戦の難所は行ってみないと分かりませんが、コツコツと上位を目指して頑張ります。


 
2号車ナビゲーター・鈴木誠一のコメント
今年のコースはエンジンの負担が大きいようです。駆動系もしっかりチェックしましたし、最後まできっちり走りきりたいと思います。

photo
ホイールのCTIS部品を取り付ける若林メカニック>>

photo
フロントデフをチェックする浦辺メカニック>>

photo
バックプレートを取り付け中の杉本メカニック>>

photo
竹川メカニックはエアクリーナーを新品に交換>>

photo
森田メカニックはダメージを受けた部品の補修に大活躍>>

SITE GUIDECONTACT US