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2009/01/07 NEUQUEN-SAN RAFAEL Liaison 173km / SS 506km / Liaison 84km Total 763q |

2号車が排気量10リットル未満クラスのトップに浮上、1号車は駆動系トラブルでストップ

7日、ダカールラリーはアルゼンチンのネウケン〜サン・ラファエルの行程で506kmのSS(競技区間)を行い、日野チームスガワラの日野レンジャー2号車(菅原照仁/鈴木誠一組)が排気量10リットル未満クラスのトップとなるカミオン部門11位の好成績でゴール。この結果により総合順位でも日野レンジャーが今大会で初めて排気量10リットル未満クラスのトップに立つことになった。10リットル未満クラスの優勝と、改造クラスの上位入賞という目標に向け、チームはまず一つのステップをクリアした格好である。一方、今回で26回目の連続出場を果たした大ベテラン菅原義正が羽村勝美とともに乗り組む1号車もCP2通過タイムで2号車を上回るなど健闘を見せたが、終盤の砂丘の中で駆動系トラブルに見舞われてストップ。乗員に別状はなく、8日の午前7時(現地時間)時点でサン・ラファエルのビバークに帰還するべく作業を行っている。1号車の競技続行については現状未定だ。
この日のSSは左に遠くアンデス山脈を望みながらメンドーサ地方のサン・ラファエルに北上する行程。終盤には40qにわたって砂丘を越えていく区間やオフロードが待ち受け、いよいよ本格的な競技が始まったように感じられた。最初の難関とも言うべき同区間でポジションを上げた日野レンジャーは引き続き上位を目指してサンラファエル〜メンドーサ間で395kmのSSに臨む。
*1「CP2」:第2チェックポイントのこと。

| 2号車ドライバー・菅原照仁のコメント
今日はCP1の手前で左前輪をパンク。最後の砂漠は危ないほどの高さがあり、何度か転倒しそうになったり、尾根の上でスタックしたりしました。結果はまずまず。1号車もきっと到着すると信じています。
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| 2号車ナビゲーター・鈴木誠一のコメント
砂の抵抗が大きいのか、水温上昇が見られました。パンクしたときはシールが中に入ってしまい、修理に少々時間を要しました。まあ暑かったです。
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 深いわだちに苦しめられる2号車>>
 先に到着した2号車を点検中>>
 メカニックたちに指示を出す中村メカ>>
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カミオン部門SS暫定順位 |
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1 |
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506 カビロフ |
カマズ |
06:43:56 |
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2 |
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501 チャギュイン |
カマズ |
06:56:15 |
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3 |
|
505 デロイ |
ジナフ |
06:56:24 |
 |
4 |
|
512 トムチェク |
タトラ |
07:37:20 |
 |
5 |
|
507 エスター |
マン |
07:39:57 |
 |
6 |
|
508 マルデーブ |
カマズ |
07:40:12 |
 |
7 |
|
503 ヴァンギンケル |
ジナフ |
08:18:22 |
 |
8 |
|
500 ステイシー |
マン |
08:32:11 |
 |
9 |
|
520 スパシル |
リアズ |
08:38:07 |
 |
10 |
|
502 ロプライス |
タトラ |
08:38:54 |
 |
11 |
|
513 菅原照仁 |
日野 |
09:17:30 |
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23 |
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511 菅原義正 |
日野 |
*12:13:15 |
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*CP2通過車は最終到着車タイム+2時間 |
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カミオン部門総合暫定順位 |
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1 |
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505 デロイ |
ジナフ |
22:13:05 |
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2 |
|
506 カビロフ |
カマズ |
22:13:18 |
 |
3 |
|
501 チャギュイン |
カマズ |
22:23:10 |
 |
4 |
|
508 マルデーブ |
カマズ |
23:43:51 |
 |
5 |
|
507 エスター |
マン |
24:20:45 |
 |
6 |
|
512 トムチェク |
タトラ |
24:48:19 |
 |
7 |
|
520 スパシル |
リアズ |
25:24:11 |
 |
8 |
|
500 ステイシー |
マン |
26:05:37 |
 |
9 |
|
504 アゼベド |
タトラ |
26:12:18 |
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10 |
|
503 ヴァンギンケル |
ジナフ |
26:23:57 |
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11 |
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513 菅原照仁 |
日野 |
27:17:20 |
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16 |
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511 菅原義正 |
日野 |
31:17:48 |
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