2006/01/12 BAMAKO - LABE

7番目の通過国ギニアへ入国
1号車5位、2号車7位にポジションアップを果たす
 13日の行程はバマコ〜ラベ。2006ダカールラリーもいよいよ終盤戦を迎え、マリ共和国からギニアへと入った。明日はセネガルに入って最終ビバークのタンバクンダへ。ダカールはもうすぐだが、気の抜けない戦いが続く。
 この日のSS距離は368km。ラテライトと呼ばれる堅い路面のハードグラベルで、木立の中を縫って走るツイスティな区間とハイスピード区間が混在するルートだった。SSの後、307kmのリエゾンで到着するラベのビバークをダカールラリーが訪れるのは10年ぶり。ギニア北西部の山間部に位置する同地は標高が約1000mと高く、明日13日は峠越えのSSが用意されている。ラベは今大会唯一のマラソンビバークとされ、アシスタント部隊は不在。彼らは約900kmの道のりで直接タンバクンダを目指している。このためビバークでは競技者が自分自身で車両の整備点検や修理を行うことに。この区間で大きな部品交換を要するダメージを負うとリタイアに繋がりかねない。
 昨日バマコのビバークでメカニックの入念な整備を受けた日野・チームスガワラの2台の日野レンジャーはこのSSを好調に走行。小型軽量な日野レンジャーの特性を活かし、2号車が10番手、1号車が12番手で無事にSSをゴールした。昨日まで総合5位につけていたR・ロプライスのタトラがリタイアしたことで、総合順位は1号車が5位、2号車が7位に浮上。ただし、1号車と2号車の間につけているメルセデス・ベンツ・ユニモグのG・ヴィスマラがSS6番手に入ったため、ヴィスマラと2号車のタイム差は約1時間19分に広がった。まだまだ勝負はこれからである。
 2台のレンジャーは現地時間午後9時の原稿締め切り時点でラベのビバークには未着だが、リエゾンを無事に走っており、間もなく到着の模様だ。アシスタンス不在のビバークは暗いままだが、到着後、乗員4名は力を合わせて点検作業を自ら行うことになる。

stage info.

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ジャングルのような木立の中を縫って走る >>

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村を通過する際、速度制限に注意する必要がある >>

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狭い木立を抜けるカミオンには厳しいコースだった >>

 カミオン部門SS12暫定順位
 1   524 ステイシィ マン 05:41:02
 2 500 カビロフ カマズ 05:53:28
 3 508 チャギュイン カマズ 05:59:38
 4 513 デ・アヴェゼベド タトラ 06:18:04
 5 530 エスター マン 06:29:39
 6 (1)  503 ビスマラ メルセデス 06:31:43
 7 (2)  528 サドラウラー マン 06:33:40
 8 (3)  546 ライフ マン 06:34:59
10 (5)  505 菅原照仁 日野 06:46:37
12 (6)  501 菅原義正 日野 06:48:26
※括弧内は排気量10リットル以下クラスの順位

 カミオン部門総合暫定順位
 1   508 チャギュイン カマズ 61:20:49
 2 524 ステイシィ マン 64:21:47
 3 500 カビロフ カマズ 64:56:13
 4 513 デ・アヴェゼベド タトラ 66:37:14
 5 (1)  501 菅原義正 日野 70:13:16
 6 (2)  503 ビスマラ メルセデス 71:26:55
 7 (3)  505 菅原照仁 日野 72:45:46
 8 530 エスター マン 74:34:02
 9 (4)  528 サドラウラー マン 75:26:41
10 (5)  546 ライフ マン 75:38:39
※括弧内は排気量10リットル以下クラスの順位

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