2006/01/11 KAEYS - BAMAKO

2号車が健闘して7位とのタイム差を大幅短縮
ツイスティでトリッキーなコースを辿ってマリのバマコへ到着
 11日の区間はカイエ〜バマコ。今大会中唯一のマリ共和国内でのステージとなる。SSはカイエ近郊からの231kmで、その後424kmと長いリエゾンを走って首都バマコに到着する「いつもの」行程である。コースは木立の中を抜けるツイスティなピストで村を通過する箇所も多い。道幅は狭く、カミオンにとっては受難そのもの。先行車の巻き上げるホコリで追い越しも極めて難しい。
 昨日のステージを2号車が7番手、1号車も10番手でゴールした日野・チームスガワラの2台の日野レンジャーは引き続きブッシュガードを装着してこのSSに臨み、1号車が7番手、2号車が9番手で無事ゴール。総合7位につけるメルセデス・ベンツ・ユニモグのG・ヴィスマラはSS17位と遅れたため、この日までの総合順位では1号車6位、2号車8位のポジションは変わらないが2号車はヴィスマラとのタイム差を約30分短縮。約60分差とした。
 その後SSの28km地点で533号車がクラッシュして道を塞いだため後続のカミオンは現場を通過出来なくなり、これより後のカミオン部門の競技はキャンセルに。舗装路を迂回してバマコに向かうことになった。
 翌12日は6番目の通過国となるギニアのラベに向かうが、再び長いリエゾンが待ち受ける。競技性の低い日程の連続だが、ここでミスを犯して車両を壊すわけにはいかない。乗員にとっては我慢の日々が続く。なお、ラベは今大会中唯一のマラソンビバークとなるため、アシスタンス部隊は不在で直接セネガルのタンバクンダに向かう。
 日野自動車ならびに全国販社から公募選抜された4名のメカニックたちは夜遅くまで入念な整備点検を行っていた。


 
1号車ドライバー・菅原義正のコメント
今日はトライアルコース。SSだけでなく、リエゾンも交通事故のリスクがあって気を遣いました。我慢のステージが続きますが、これもダカールラリーの一部です。


 
1号車ナビゲーター・羽村勝美のコメント
一度穴にはまってフロントバンパーを変形させた他はノートラブル。木立も多かったですが、今回のブッシュガードの出来が良いので、枝が当たってフロントガラスが割れる心配がありません。


 
2号車ドライバー・菅原照仁のコメント
今日もカレーであります。岩場もあり、アップダウンの激しいコースでした。こちらも特に問題はなし。左前輪がスローパンクのようなので、念のためスペアと交換してもらいます。


 
2号車ナビゲーター・鈴木誠一のコメント
昨日修理したインタークーラーホースも大丈夫。ホースはタトラにもらったんですよ。明日からマラソン行程なので、しっかり整備してもらいます。

stage info.

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日本から持ってきた食事で疲れを癒す >>

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深夜まで続く整備作業 >>

 カミオン部門SS11暫定順位
 1   524 ステイシィ マン 04:20:15
 2 513 デ・アヴェゼベド タトラ 04:26:56
 3 508 チャギュイン カマズ 04:31:25
 4 530 エスター マン 04:44:17
 5 500 カビロフ カマズ 04:54:07
 6 (1)  546 ライフ マン 04:54:51
 7 (2)  501 菅原義正 日野 04:56:44
 8 (3)  528 サドラウラー マン 04:59:07
 9 (4)  505 菅原照仁 日野 05:00:19
10 (5) 555 オウダ マン 05:00:33
※括弧内は排気量10リットル以下クラスの順位

 カミオン部門総合暫定順位
 1   508 チャギュイン カマズ 55:21:11
 2 524 ステイシィ マン 58:40:45
 3 500 カビロフ カマズ 59:02:45
 4 513 デ・アヴェゼベド タトラ 60:19:10
 5 509 ロプライス タトラ 62:41:32
 6 (1)  501 菅原義正 日野 63:24:50
 7 (2)  503 ビスマラ メルセデス 64:55:12
 8 (3)  505 菅原照仁 日野 65:59:09
 9 530 エスター マン 68:04:23
10 (4)  528 サドラウラー マン 68:53:01
※括弧内は排気量10リットル以下クラスの順位

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