2006/01/06  ZOUERAT - ATAR

本格的なモーリタニアステージでアタールへ
2台揃って難関の砂丘をクリア
 2006ダカールラリーは6日、モーリタニアでの2番目の行程、ズエラからアタールまで499kmの競技区間を行った。ズエラの町外れから始まるSSは大半が砂。砂丘越えやラクダ草の繁茂する丘陵、岩盤の岩場など、路面は多彩に変化し、ナビゲーションの難易度も高い、前半戦の山場となった。
 序盤は昨年と同じコースで、そこから分かれて新コースを辿り、01年に使ったアタール基点のループコースに至る。その後は当時とは逆向きにアタールを目指すという内容である。昨年のコースから分かれるところで昨年の轍に引っ張られてミスコースを喫する参加者が多かった。また、砂丘も難易度が高く、延々と続くキャメルグラスなど、我慢のステージでもあった。
 この区間で日野・チームスガワラの2台の日野レンジャーは、序盤で1号車が2号車に追いつき砂丘越えやルート探しのたびに互いが先行しながら走行。2台揃ってノースタック、ノートラブルでゴールした。
 順位は1号車がSS8位、2号車も7位、総合順位でも1号車7位、2号車9位と砂丘越えでの小型軽量な車体を利した形でさらにポジションアップすることができた。


 
1号車ドライバー・菅原義正のコメント
すごい砂丘でびっくり。照仁と一緒に走って、しっかりした運転をしてくれていたのが確認出来て良かったです。厳しい一日でした。


 
1号車ナビゲーター・羽村勝美のコメント
前半、他の轍に引っ張られて片道7kmほどミスコース。その後はナビも順調でした。まあ砂丘越えはスタックもしなかったし、楽しかったです。


 
2号車ドライバー・菅原照仁のコメント
明るいうちに最後の砂丘を抜けることが出来ました。結構大変なコースでしたが、我々にとってはその方がありがたいです。特に最後の砂丘はすり鉢が至るところにあってリスキーでした。


 
2号車ナビゲーター・鈴木誠一のコメント
我々も序盤に昨年のピストに若干引っ張られました。疲れましたが、砂丘は面白かった。今日のステージはふるい落としですね。

stage info.

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明日のステージに向けてミーティング >>

 カミオン部門SS7暫定順位
 1   524 ステイシィ マン 08:25:05
 2 500 カビロフ カマズ 08:27:34
 3 513 デ・アヴェゼベド タトラ 08:35:19
 4 509 ロプライス タトラ 08:51:42
 5 530 エスター マン 09:02:51
 6 508 チャギュイン カマズ 09:05:06
 7 505 菅原照仁 日野 09:12:27
 8 501 菅原義正 日野 09:19:03
 9 503 ビスマラ メルセデス 09:43:53
10 511 マシック リアズ 10:49:27

 カミオン部門総合暫定順位
 1   508 チャギュイン カマズ 29:02:26
 2 500 カビロフ カマズ 30:24:54
 3 524 ステイシィ マン 30:33:51
 4 509 ロプライス タトラ 30:56:45
 5 513 デ・アヴェゼベド タトラ 32:17:45
 6 530 エスター マン 32:53:10
 7 501 菅原義正 日野 33:57:15
 8 503 ビスマラ メルセデス 34:36:12
 9 505 菅原照仁 日野 34:58:23
10 528 サドラウラー マン 35:21:33

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パリダカとカミオン

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