2006/01/01 PORTIMAO - MALAGA

カミオン部門はアクシデントにより途中でSSキャンセル
1号車、2号車ともに無事にヨーロッパステージを終了

 1日はポルトガルのポルティマオからスペインのマラガまで567kmの行程。今大会2つ目、115kmのSSがポルトガル/スペイン国境手前に設定された。
 コースは昨日と同じく丘陵地帯を縫うツイスティでアップダウンの激しいグラベルのピスト。道幅は狭くて滑りやすく、崖のような箇所もある。実際、コースアウトや転倒車も続出し、カミオン部門は開始間もなく518号車のタトラが47.530km地点で道を塞ぐ格好で転倒し、さらにそのあと、この場所を避けるルート上で6輪車が動けなくなったため、誰も通過することが出来なくなり、キャンセル。リザルトはSSの8番手のタイム2時間17分50秒が9位以降全車に適用されることになった。
 日野・チームスガワラの日野レンジャー1号車はこの事故現場を果敢に崖を降りるなどして切り抜け、数台のカミオンをパスしてゴールしたが、上記の裁定によって順位の大幅浮上はならなかった。また、2号車は渋滞の列の中で通過の順番を待ち、結局現場付近でUターンしてスタートに戻り、別ルートでマラガへ。崖を降りた際に1号車がバンパーとアンダーガードの一部を接触させたものの、それ以外はノートラブルで無事ヨーロッパステージを終了した。
 2台の日野レンジャーは夜半にフェリー乗船し、ナドールからモロッコに上陸後、明日はエル・ラシディアまでアフリカでの競技がいよいよスタートする。


 
1号車ドライバー・菅原義正のコメント
ピストを外れて頑張りましたが、キャンセルで残念。ともあれ、無理はしていません。明日からのアフリカに万全の体制で臨めます。


 
1号車ナビゲーター・羽村勝美のコメント
昨日もそうでしたが、トラックには厳しいコース。トムチェックのタトラも下りの左コーナーで転倒したようですともあれ、我々は無事で良かったです。


 
2号車ドライバー・菅原照仁のコメント
カミオンは2台、そのほか4輪も何台か転倒したりコースアウトしていました。自分たちはしっかりペースを守って走っていましたが、まあ、キャンセルになって良かったかと思います。


 
2号車ナビゲーター・鈴木誠一のコメント
本当はSSゴールのサービスパークで点検をする予定でしたが、車両は問題なし。前日も夜はパルクフェルメでしたし、アシスタンスはアルヘシラスからモロッコに渡るのでナドールでもサービスはなし。日野のメカさんたちには明日の晩、エル・ラシディアでチェックしてもらいます。

stage info.

photo
サービスパークで日野レンジャーの到着を待ちわびるメカニックたち>>

 カミオン部門SS2暫定順位
 1   508 チャギュイン カマズ 02:00:01
 2 513 デ・アヴェゼベド タトラ 02:01:51
 3 512 ビアシオン イベコ 02:04:31
 4 528 サドラウラー マン 02:08:14
 5 519 ビラロカ イベコ 02:08:42
 6 507 アレン イベコ 02:10:10
 7 509 ロプライス タトラ 02:11:08
 8 501 菅原義正 日野 02:17:50
 8 505 菅原照仁 日野 02:17:50

 カミオン部門総合暫定順位
 1   508 チャギュイン カマズ 03:13:00
 2 513 デ・アヴェゼベド タトラ 03:18:05
 3 512 ビアシオン イベコ 03:19:50
 4 519 ビラロカ イベコ 03:29:14
 5 507 アレン イベコ 03:29:47
 6 528 サドラウラー マン 03:31:39
 7 509 ロプライス タトラ 03:33:39
 8 503 ビスマラ メルセデス 03:41:18
15 501 菅原義正 日野 03:47:55
41 505 菅原照仁 日野 04:17:50

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