2006/01/07 ATAR - NOUAKCHOTT

1号車7位、2号車9位で元気に前半戦を折り返す
1号車は排気量10リットル車両の首位で後半戦へ
 7日、モーリタニア3番目のステージ、アタール〜ヌアクショットの行程が実施され、2006ダカールラリーは中間休息日の設定されるモーリタニアの首都ヌアクショットに到着した。昨日のアタールへの砂丘越えはまさしくふるい落としのステージで、多くの車両が夜半までに到着出来ず、この日の競技は52分遅れでスタートした。
 SSは序盤が山間部とワジを抜けるツイスティな区間、その後ハイスピードへと変化する内容で、昨日よりは難易度は低いが、ナビゲーションの難しい一日となった。
 昨日の行程で1号車がカミオン部門総合7位、2号車も12位から9位へとさらに順位を上げた日野・チームスガワラの日野レンジャーはこの日も順調。2号車がSS6位、1号車も9位でゴールし、総合順位では1号車が7位、2号車も9位というポジションで前半戦を折り返すこととなった。
 すでに1号車は排気量10リットル以下の車両でトップ。2号車は総合8位で排気量10リットル以下のメルセデスベンツ・ユニモグを駆るG・ヴィスマラに続く総合9位につけており、そのタイム差は約15分。後半戦の推移が注目される。
 ヌアクショットはモーリタニア南部の大西洋岸にあり、ダカールへは舗装路で400km弱の距離にある。国際空港の北東に設けられたビバークでは4人の日野自動車派遣メカニックがレンジャーの到着と同時に点検作業に取り掛かった。


 
1号車ドライバー・菅原義正のコメント
今日は主催者から難しいと言われていたのですが、難しいのはナビゲーションでしたね。我々はダカールのゴールまで幾つかの関所を通過すると思っています。まずは車検をパスしてスタートライン、フェリーに乗船してアフリカに渡ること、そして休息日です。ここにこられてほっとしました。


 
1号車ナビゲーター・羽村勝美のコメント
村のレーダー(速度規制)でスピード違反をしてしまいました。ペナルティは幸いつきませんでしたが、次から気をつけます。なんだかコマ図の合わない一日でした。


 
2号車ドライバー・菅原照仁のコメント
ミスコースしないよう気をつけました。ウェイポイントの半径3kmに入れて行くのは結構大変。中盤でエティエンヌ・ラヴィーニュのヘリコプターが来て砂丘の入り口を指示され、それに沿って迂回したのでその後のコマ図は合わなくなりましたね。


 
2号車ナビゲーター・鈴木誠一のコメント
ミスコースは当然のようにしました。半径3km内に入ったあと、半径200m以内に入らないとOKにならないのですが、今日は4箇所のウェイポイントを探し出すのが難しかったです。

stage info.

photo
得意の砂丘を果敢に攻める1号車 >>

photo
深夜まで続く整備作業 >>

 カミオン部門SS8暫定順位
 1   500 カビロフ カマズ 05:53:01
 2 524 ステイシィ マン 05:58:26
 3 508 チャギュイン カマズ 06:44:57
 4 548 モリナ ルノー 07:03:59
 5 509 ロプライス タトラ 07:04:30
 6 505 菅原照仁 日野 07:21:42
 7 546 ライフ マン 07:22:41
 8 511 マシック リアズ 07:23:13
 9 501 菅原義正 日野 07:26:27
10 528 サドラウラー マン 07:26:41

 カミオン部門総合暫定順位
 1   508 チャギュイン カマズ 35:47:23
 2 500 カビロフ カマズ 36:17:55
 3 524 ステイシィ マン 36:32:17
 4 513 デ・アヴェゼベド タトラ 39:55:05
 5 509 ロプライス タトラ 40:01:15
 6 530 エスター マン 40:53:52
 7 501 菅原義正 日野 41:23:42
 8 503 ビスマラ メルセデス 42:04:25
 9 528 サドラウラー マン 42:48:14
10 505 菅原照仁 日野 44:20:05
※第8ステージ終了後に順位変更の発表がありました。

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