2010/01/01 BUENOS AIRES-COLON
Liaison 317km  Total 317q

2010大会がいよいよスタート
2台の日野レンジャーも元気にブエノスアイレスを出発

1月1日ブエノスアイレス市内でダカールラリー2010のスタートセレモニーが行われ、17日間9,026kmの競技がいよいよ始まった。会場となったのは7月9日通りの中央に位置する独立記念広場。前回時と同様に尖塔オベリスクの前に大きなポディアムが据え付けられ、好天のもと会場周辺や沿道には数十万人とも言われる大観衆が詰め掛けた。

スタートを切ったのは二輪150台、クアド(四輪バイク)25台、四輪134台、カミオン(トラック)52台の合計361台。前回大会より二輪車の数が減ったものの、依然としてスタートするだけで実に5時間以上を要する大イベントである。好天のもと、午後3時に二輪部門から始まったセレモニーだが、四輪部門を経てカミオンがポディアムに到着するころにはとっぷりと日も沈んで、あたりは真っ暗に。それでも熱心な観衆が見守る中、午後7時20分頃日野チームスガワラの2台の日野レンジャーも会場に登場した。カミオンはポディアムには上らず、脇を通過する格好だが、連続26回の最多出場記録を持つ1号車の菅原義正、すでに排気量10リットル未満クラスのトップドライバーの一人に成長した2号車の菅原照仁が紹介されると、ひときわ大きな歓声が響く。日野の旗を振って激励するメカニックたちに高らかにホーンを鳴らして応えた2台は元気にブエノスアイレスを出発していった。

この日は最初のビバーク地、同市西部の町コロンまで317kmのリエゾン(移動区間)のみ。SS(競技区間)は明日2日コルドバへの行程から始まる。懸念された降雨の影響も殆ど見られない模様で、251kmの第1SSは最初から激しい戦いとなりそうだ。


 
1号車ドライバー・菅原義正のコメント
いよいよ始まりました。ここからが本番。気持ちが引き締まりますね。最初は成績をあまり意識せずに調子を見ながら慎重に行くつもりです。


 
1号車ナビゲーター・羽村勝美のコメント
ここまで怖いくらい順調に準備は進んできました。この先、天候(雨)が心配なところはありますが、これは他の選手にとっても同じこと。一つ一つを確実に頑張って行きたいと思います。


 
2号車ドライバー・菅原照仁のコメント
夜になっても観客の人たちが多くて改めてびっくり。声援はすごく励みになります。日本からの応援も力に換えて全力を尽くします。まずは明日(2日)の第1SSですね。


 
2号車ナビゲーター・鈴木誠一のコメント
パルクフェルメを出てポディアムへ向かう周辺はもちろん、スタートを切ってコロンへ向かう道筋にも大勢の観客の人たちがいて南米でのラリーが始まったことを改めて感じました。コロンでは明日からの競技に備えて最終チェックを行います。

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ポディアムに到着した2号車>>

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ASOフレデリック氏に激励される菅原照仁>>

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ポディアムの脇をスタートする2号車>>

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1号車も続いて出発>>

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スタートに気合を入れる菅原義正>>

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