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2005/01/01 BARCELONA-GRANADA | |

スペイン広場から大声援の中をダカールへ出発 920kmのリエゾンで選手はアシスタンスと共にグラナダへ

1月1日、テレフォニカ・ダカール2005がいよいよスタートを切った。会場となったのはバルセロナ市の中心部にあるスペイン広場で、大きな噴水の前のパルクフェルメから広場のロータリーに面した2本の塔の間に大きなポディアムを設置。選手たちは一台づつスペイン語のアナウンスで紹介されたあと、グラナダに向けて900kmのリエゾンに出発していった。
この日スタートを切ったのは2輪230台、4輪163台、カミオン69台という記録的な台数。順序は2輪がカーナンバーのリバースオーダー、4輪、カミオンはカーナンバー順で、昨日のスーパースペシャルステージの結果順位は2日に行われるグラナダでのSSスタートに反映されることになる。
昨日に続いて好天に恵まれ、元旦の休日ということで広場前には朝早くから大勢の観客が参集。スタート会場はスペインらしい賑やかな雰囲気に包まれた。
チームスガワラの2台の日野レンジャーはカミオンクラスの先陣を切ってほぼ定刻の12時50分頃ポディアムへ。残念ながら重量の重さからポディアムには上がれず、いつものように脇を通過する格好となったが、1号車の菅原義正はコースディレクターのP・ザニロリとがっちり握手。拍手と声援に高らかなホーンの音で応えると2台のレンジャーはバルセロナの町へとスタートしていった。
なお、日野自動車および販売会社から派遣されたメカニック3名を含むチームのアシスタンスは一足先に午前9時頃出発。今日は競技区間は設けられておらず、920kmのリエゾンでスペイン南西部のグラナダへ移動。途中カステロンでチェックポイントのほか、ランチも予定されている。いよいよスタートが切られたダカールラリー。2日にはグラナダ市近郊の軍用基地内で第2SSを行ったあと、アルジェシラスからフェリーで地中海を渡ってモロッコへ上陸する。
 | 1号車ドライバー・菅原義正のコメント
あけましておめとうございます。今日からいよいよラリーがスタートというわけですが、1年間の準備や、日野さんのメカニック3名のおかげで好調な滑り出しとなりました。もちろん勝負はアフリカへ渡ってからです。 |
 | 1号車ナビゲーター・羽村勝美のコメント
今日も大勢の観客が集まり、心地よい緊張を感じました。あとは自分のナビゲーターの勘を取り戻すこと。頑張ります。
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 | 2号車ドライバー・菅原照仁のコメント
ドライバーとして初めてのダカール。リラックスしてスタートを迎えることが出来ました。長いリエゾンなので気をつけて行きます。
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 | 2号車ナビゲーター・鈴木誠一のコメント
グラナダまでの移動区間は最終チェックのチャンスと考えています。自分のナビの感覚も調整?しないといけません。
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 明日に備えて深夜まで丹念に作業>>
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カミオン部門SS暫定順位 |
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リエゾンのみのため 公式順位の発表無し |
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カミオン部門総合暫定順位 |
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1 |
524 H.ベックス |
ダフ |
05' 20" |
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2 |
520 F.カビロフ |
カマズ |
05' 35" |
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3 |
521 J.デルーイ |
ダフ |
05' 36" |
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4 |
525 I.マルデーヴ |
カマズ |
05' 43" |
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5 |
516 G.デルーイ |
ダフ |
05' 46" |
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6 |
526 H.デュイステル |
ダフ |
05' 52" |
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7 |
515 V.チャギュイン |
カマズ |
05' 56" |
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8 |
555 H.ステイシー |
マン |
06' 00" |
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16 |
500 菅原義正 |
日野 |
06' 39" |
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32 |
501 菅原照仁 |
日野 |
07' 10" |
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