2005/01/08 TIDJIKJA-ATARLast Update 05/22/2025 23:05:51

カミオン総合3位・5位で前半戦を終了
中間休息日のアタールに揃って無事到着

 8日はモーリタニアのティジクジャからアタールへ。テレフォニカダカール2005前半戦最後のステージとなる361kmのSSが設定された。6日のズエラ~ティシット間で多くの参加者の到着が大幅に遅れたことから7日のSSはキャンセルとなったが、この日からは本来のスケジュールに戻って開催される。SSはティジクジャからほぼ直線的にアタールへ向かうルート。98年にも走っているが、大きな石の間を縫う岩場のセクションと砂丘が反復し、難易度はさほど高くないものの、主催者が当初説明していた高速ステージではなく、相応に所要時間が掛かった。
 6日、最大の山場となったティシットへのステージで順位を上げたチームスガワラの日野レンジャー2台はこの日も健闘。1号車が岩場でタイヤをケアする走りでカミオンクラス9位、後から追いついて1号車と共にランデブー走行した2号車が8位で無事ゴールし、総合順位で1号車が3位、2号車が5位の好成績で前半戦を終了した。総合4位はG・ヴィスマラのメルセデス・ベンツ・ユニモグ(排気量10リットル以下)で、この日もSS7位を獲得して1号車とのタイム差を詰めており、チームの目標である上位入賞と排気量10リットル以下のワン・ツー・フィニッシュにむけて後半戦では最もマークする一台となりそうだ。
 以前にも休息日に使われたことのあるアタールのビバークに2台の日野レンジャーが到着したのは日が暮れてから。チームは近くのガソリンスタンドで洗車も済ませ、後からアシスタンスカー、アシスタンスカミオンで着いた日野自動車及び販売会社派遣メカニックと共に、早速中間休息日の整備作業に取り掛かった。

1号車ドライバー・菅原義正のコメント
着いたら右前輪がスローパンクしていましたが、それ以外は順調に走り終えました。今晩から明日にかけて車両をしっかりリフレッシュさせます。

1号車ナビゲーター・羽村勝美のコメント
結構難しいところもありました。クルマが速くなっている分、以前とは違う入力がありますね。

2号車ドライバー・菅原照仁のコメント
このコースは98年にも走っていますが、そのときより1時間半以上タイムを短縮しました。順位は気にせず、ベストを尽くします。

2号車ナビゲーター・鈴木誠一のコメント
2号車を洗車したら聞いたことのない警報ブザーが鳴ったり、細かいことは色々ありますが、おしなべて順調です。


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 カミオン部門SS9暫定順位
 1  515 V.チャギュイン カマズ 6h 08' 38"
 2  555 H.ステイシー マン 6h 26' 23"
 3  519 K.ロプライス タトラ 6h 27' 33"
 4  520 F.カビロフ カマズ 6h 46' 59"
 5  524 H.ベックス ダフ 6h 50' 39"
 6  518 A.デ・アヴェゼベド タトラ 6h 51' 34"
 7  503 G.ビスマラ メルセデス 6h 59' 37"
 8  501 菅原照仁 日野 7h 00' 20"
 8  500 菅原義正 日野 7h 01' 56"
10  564 W.バンギンケル ジナフ 7h 03' 33"

 カミオン部門総合暫定順位
 1  520 F.カビロフ カマズ 29h 58' 02"
 2  524 H.ベックス ダフ 31h 39' 24"
 3  500 菅原義正 日野 33h 45' 32"
 4  503 G.ビスマラ メルセデス 33h 55' 02"
 5  501 菅原照仁 日野 34h 53' 48"
 6  517 M.ビアシオン イベコ 34h 59' 10"
 7  543 P.ライフ マン 36h 10' 15"
 8  522 M.アレン イベコ 36h 16' 14"
 9  521 J.デルーイ ダフ 36h 42' 44"
10  542 K.サドラウー マン 37h 06' 58"

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