
アフリカステージ始まる。 2台の日野レンジャーは順調に歩みを進める。

いよいよ待ちに待ったアフリカステージに突入。といっても3日のSSはモロッコ北部アトラス山脈北側のラバトからアガディール間に設けられた123kmの短い区間で、基本的には丘陵を越えるワインディングのピスト。以前にも使われたコースで、埃も酷く、追い越しにはリスクが付きまとう。
1号車はワジ渡りで先行車をパスしたほか、センチネルを活用して順調に追い越すことに成功したが、2号車は運悪くそのワジ渡りでカミオンがスタックしており、その場で約15分ほど待たされることになった。2輪部門はラバト付近で発生した霧のため競技をキャンセルとなっている。
このSSをチームスガワラの日野レンジャー2台は1号車がトップから16分40秒遅れの24番手、2号車は33分37秒差の40番手で無事ゴール。総合順位では1号車が21位、2号車が40位となった。1号車は排気量10リットル以下の車両の中では8番手につけており、これからの砂丘ステージに入って躍進が期待されるところだ。
明日はモロッコ領内西サハラ地域のスマラへの行程。全行程654km、うちSS381kmと本格的なロングステージだ。まだ砂丘群は登場しないもののドライビング/ナビゲーションの難易度も上がり、いよいよ本番だ。
 | 1号車ドライバー・菅原義正のコメント
今日も順調。先行車をパスするために一箇所曲がり角をミスしてしまい、その3分ほどの遅れで順位が伸びませんでした。でも、これから砂に入れば上がってくると思いますよ。
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 | 1号車ナビゲーター・羽村勝美のコメント
だんだん雰囲気も体も慣れてきました。それにしても乗り心地のよさには技術の進歩を感じます。明日から長いので気合を入れていきます。
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 | 2号車ドライバー・菅原照仁のコメント
今日はマンのトラックが序盤で横転しているのを見ましたし、ワジ渡りではスタック車に待たされて…。でもこちらは極めて順調。クルマのポテンシャルの高さも感じています。
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 | 2号車ナビゲーター・鈴木誠一のコメント
今日はナビゲーションもまあまあミスなく出来ました。感覚は戻ったかな。GPSのマウントなど、ちょっと手直ししたいところもありますが、車両自体はちょっとフェード気味になったほかは快調そのものです。
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 ビバーク到着。車両整備の準備を始める。>>
 アフリカ本番に向け、より一段と整備に気合いが入る>>
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カミオン部門SS4暫定順位 |
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1 |
515 V.チャギュイン |
カマズ |
1h 28' 38" |
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2 |
516 G.デルーイ |
ダフ |
1h 30' 12" |
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3 |
520 F.カビロフ |
カマズ |
1h 30' 35" |
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4 |
525 I.マルデーヴ |
カマズ |
1h 32' 39" |
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5 |
548 T.トメック |
タトラ |
1h 32' 55" |
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6 |
555 H.ステイシー |
マン |
1h 33' 51" |
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7 |
519 K.ロプライス |
タトラ |
1h 33' 53" |
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8 |
518 A.デ・アヴェゼベド |
タトラ |
1h 34' 13" |
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24 |
500 菅原義正 |
日野 |
1h 45' 18" |
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40 |
501 菅原照仁 |
日野 |
2h 02' 15" |
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カミオン部門総合暫定順位 |
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1 |
515 V.チャギュイン |
カマズ |
1h 45' 05" |
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2 |
516 G.デルーイ |
ダフ |
1h 46' 15" |
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3 |
520 F.カビロフ |
カマズ |
1h 46' 15" |
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4 |
525 I.マルデーヴ |
カマズ |
1h 48' 59" |
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5 |
548 T.トメック |
タトラ |
1h 49' 45" |
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6 |
555 H.ステイシー |
マン |
1h 50' 12" |
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7 |
518 A.デ・アヴェゼベド |
タトラ |
1h 50' 53" |
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8 |
521 J.デルーイ |
ダフ |
1h 51' 41" |
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21 |
500 菅原義正 |
日野 |
2h 03' 27" |
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40 |
501 菅原照仁 |
日野 |
2h 22' 18" |
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