STAGE 1  2004/01/01  クレルモンフェラン→ナルボンヌ
プロローグ : 1.5 km - リエゾン: 395 km -トータル: 396.5 km ステージ詳細>>
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降りしきる雪の中でスタートが切られる     
足慣らしのプロローグランを終えて一路ナルボンヌへ


 いよいよ04年ダカールラリーがスタートを迎え、2輪195台、4輪142台、カミオン63台の競技車、総勢400台がクレルモンフェランをあとにした。今年のスタートセレモニーは昼の12時から。元旦未明のパリをスタートするのが初期の大会の恒例で、その後もスタートは夜半〜早朝に行われるのが慣わしだったが、今回は日中にスタートを切ることになる。車検場に隣接した「ゼニス」ドーム内でのスタートセレモニー(観客への紹介、お披露目)を終えるとグランドホール周囲に設けられた競技者は03年大会のようなパラレル(2台平行、同時スタート)ピストによる1.5kmのギャラリーステージに臨む。この区間はSSタイムには含まれず、順位が翌日からのSSスタート順になる「プロローグラン」だ。このステージを終えるとリエゾンで高速道路を約400km移動。夜半に南仏のナルボンヌ市へ到着すると同所にてパルクフェルメとなる。
 会場は昼間のスタートということもあって大勢の観客が詰め掛け「パリ・ダカ」らしい賑やかな雰囲気に。日野レンジャープロFTがカミオンクラスのトップを切ってポディアムに現れると「チームスギャワラー!」の紹介アナウンスに呼応して大きな歓声が上がる。3人のクルーが簡単に紹介されたあと、レンジャープロはホーンを高らかに鳴らし、18日間1万1千kmの戦いへと走り出した。
 あいにく正午頃、2輪部門のスタートがはじまると雪が降り出し、やがて本降りに。コースは一面真っ白となり、グラベル路面は一層柔らかくなった。新型車両での初ステージを走る菅原ドライバーは慎重なステアリングさばきでカミオン総合22番手。ツイスティなコースは本来レンジャープロにとって得意とするところだが、ここで無理をしてもあまり意味はない。軽い足慣らしといったペースで駆け抜けると万一に備えた日野自動車派遣メカニックと共に粛々とナルボンヌへのリエゾンに出発した。

菅原義正

ドライバー・菅原義正
明けましておめでとうございます。いよいよ始まりましたね。日野のメカニックさんの助力もあってレンジャープロの仕上がりは万全。雪のプロローグランは慎重を期しましたがアフリカに入ってからを見ていてください。
 
鈴木誠一

ナビゲーター・鈴木誠一
雪のなかを走るのは久しぶりですね。コースオフする車両も見受けましたが、我々はもちろんノートラブル。快調そのものです。
 
菅原照仁

ナビゲーター・菅原照仁
雪の影響でリエゾンのルートが変更されるなど若干変わったこともありますが、大勢に影響はありません。新型レンジャープロはワイドキャブベースで居住性もよくなり高速道路移動など快適そのものですよ。
 

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クレルモンフェランスタート>>

 カミオン部門SS1暫定順位
 1  414 V.チャギュイン カマズ 02' 32"
 2  411 J.デローイ ダフ 02' 33"
 3  416 H.ベックス ダフ 02' 38"
 4  412 A.デ.アヴェゼド タトラ 02' 39"
 5  438 A.バニエスコット ジナフ 02' 40"

 24  400 菅原義正 日野 03' 05"

 カミオン部門総合暫定順位
 1  414 V.チャギュイン カマズ 02' 32"
 2  411 J.デローイ ダフ 02' 33"
 3  416 H.ベックス ダフ 02' 38"
 4  412 A.デ.アヴェゼド タトラ 02' 39"
 5  438 A.バニエスコット ジナフ 02' 40"

 24  400 菅原義正 日野 03' 05"

 
JRM ASSISTANCE
レース終了後、今回のアシスタンスサービスの詳細なレポートをご紹介いたします。

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