STAGE 4  2004/01/04  タンジェ→エル・ラシディア
リエゾン:233km - SS:75km - リエゾン:444 km - トータル:752 km ステージ詳細>>
[stage]  1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 / 9 / 10 / 11 / R / 12 / 13 / 14 / 15 / 16 / 17 /

アフリカステージに突入。まずはショートコースで足慣らし     
75kmのショートステージは18位もトップとのタイム差は僅か


 ラリーは昨晩モロッコに上陸。4日、アフリカステージ最初のSSが233kmのリエゾンのあと、アトラス山脈北側の林間で行われた。一昨年も使われた75kmのショートコースだがスリッパリーでタイトなピストは視界も悪く、隠れたギャップや穴も多い。ストレート中心だが穴を避けて走るため、クラッシュや転倒で戦列を去るエントラントも少なくないのだ。路面は湿った砂や多少のぬかるみのほか、15kmほどは舗装部分もあった。終了後は444kmのリエゾンで山を越えてエル・ラシディアへ向かうという強行軍で、750kmの別ルートを来るアシスタンスは夕刻に到着したが、選手の ビバークゴールはのきなみ暗くなってからとなった。
 この区間でチームスガワラの日野レンジャープロFTはカミオンクラス18位でゴール。まだペースは上げていないが、ライバル勢も相応に速くなっていることを感じさせる。ブレーキングの際に若干右前輪から振動が出るなど細かいトラブルも見られるが日野自動車派遣のメカニック3名と鈴木誠一メカニックが対処して問題なし。明日からの砂丘ステージに備えている。いよいよアフリカに入り、本格的なロングステージももうすぐスタート。レンジャープロFTの活躍に期待が掛かるところだ。

菅原義正

ドライバー・菅原義正
車体もエンジンもしゃきっとして気持ち良く走れます。明日からは砂丘も出てきてそろそろ勝負ところに入りますね。タイムを詰めて少しづつ順位を上げて行くつもりです。

鈴木誠一

ナビゲーター・鈴木誠一
キャブとショックアブソーバーマウントの干渉で振動が出たり、昨日の砂浜ステージでフロントがトーアウトしたりと小さいものは多少あります。でも基本的には新車につきものの部類で、大丈夫です。

菅原照仁

ナビゲーター・菅原照仁
リエゾンが長かったんですが、思ったより疲れませんでした。東京やテロシェで仕事しているのに比べて集中できるのが良いんでしょうか。明日からはペースを上げて頑張りますよ。

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キャンプ地にて>>

 カミオン部門SS4暫定順位
 1  410 F.カビロフ カマズ 49' 54"
 2  417 G.デローイ ダフ 50' 11"
 3  414 V.チャギュイン カマズ 51' 32"
 4  416 H.ベックス ダフ 54' 26"
 5  412 A.デ.アヴェゼド タトラ 54' 37"


 18  400 菅原義正 日野 1h 04' 13"

 カミオン部門総合暫定順位
 1  417 G.デローイ ダフ 1h 32' 04"
 2  410 F.カビロフ カマズ 1h 32' 17"
 3  414 V.チャギュイン カマズ 1h 33' 41"
 4  416 H.ベックス ダフ 1h 36' 55"
 5  412 A.デ.アヴェゼド タトラ 1h 37' 23"


 17  400 菅原義正 日野 1h 48' 05"

 
JRM ASSISTANCE
レース終了後、今回のアシスタンスサービスの詳細なレポートをご紹介いたします。

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