STAGE 14  2004/01/15  アイユン・エル・アトラス→ティジカ
SS:510km -リエゾン:3km - トータル:513km ステージ詳細>>
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マラソンステージ初日でSS5位を記録     
難所の砂丘で本領を発揮


 04年ダカールラリーは15日、後半戦の山場となるマラソン行程に突入した。この日の行程はアイユン・エル・アトラス〜ティジカ。最初の数kmは砂地のピストだが小さな連続砂丘がだんだん多くなり、200mもの高さのタスカスト断崖にそって動かなくなった巨大な砂丘を越えるというものだ。砂丘でのスタックと同時にクラッシュのリスクもあるが、ティジカのビバークは再びアシスタンスのいないマラソンステージ中間ビバークのため、この区間で車両にダメージを与えてしまうと明日以降の戦いに大きく影響することに。難しさと同時に速さの求められる難所である。なお、日野自動車派遣メカニック3名はアシスタンスカー/カミオンで一足先にヌアクショットのビバークへ向かった。
 このステージを6番手でスタートしたチームスガワラの日野レンジャープロFTは得意の砂丘で快走。途中雨で湿った砂地の上り坂でライバルに先行され、CP2では9位まで後退するが、その後、ナビゲーターの機転で湿地に用意されたカミオン用の迂回路を通らず、4輪車用のコースで近回りするなどして最終的に5番手でフィニッシュ。総合順位の7位を堅持してみせた。

菅原義正

ドライバー・菅原義正
今日は振動でお尻が擦れて痛かったです。湿った砂地の上り坂では少々苦労しましたが、それ以外は快調。明日は本格的な砂丘越えがあるとのことで、逆転のチャンスと期待しています。
 
鈴木誠一

ナビゲーター・鈴木誠一
キャブアーチのゴムブッシュ部にタイラップを緩衝材に巻いたら好調。ほかはグリスアップ程度で終わります。
 
菅原照仁

ナビゲーター・菅原照仁
今日は砂漠といってもいわゆる砂丘越えではなく、砂地の丘を登ってくるところが多かった。最後のショット(湿地)はブリーフィングでもトラックはバイパスするよう指示されていたんですが、大丈夫だろうと行ったら成功でした。
 

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ビバークにて>>

 カミオン部門SS14暫定順位
 1  410 F.カビロフ カマズ 8h 57' 36"
 2  417 G.デローイ ダフ 8h 58' 47"
 3  414 V.チャギュイン カマズ 9h 29' 20"
 4  442 H.ステイシー ダフ 9h 30' 57"
 5  400 菅原義正 日野 9h 47' 09"

 カミオン部門総合暫定順位
 1  414 V.チャギュイン カマズ 55h 52' 29"
 2  410 F.カビロフ カマズ 57h 23' 39"
 3  412 A.デ.アヴェゼド タトラ 57h 23' 50"
 4  417 G.デローイ ダフ 57h 47' 23"
 5  415 K.ロプライス タトラ 58h 33' 07"

 7  400 菅原義正 日野 62h 44' 45"

 
JRM ASSISTANCE
レース終了後、今回のアシスタンスサービスの詳細なレポートをご紹介いたします。

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