STAGE 7  2004/01/07  タンタン→アタール
リエゾン:345 km - SS:701 km - リエゾン:9 km - トータル:1,055 km ステージ詳細>>
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本格的ロングステージで本領発揮     
大排気量車を向こうに7番手へ浮上


 7日、ダカールラリーはいよいよ前半戦の山場となるモーリタニアへ突入した。未明にタンタンのビバークを出発して国境地帯まで移動。モーリタニアに入ったところから701kmのSSで南下、ズエラをかすめてアタールに入る行程は1055kmと今大会中最長。前半部分は高速ステージだがアタール付近にはウマガワバ砂丘が待ち受け、相応に難易度も高い。日没までに砂丘区間に到達出来ないと大きくペースが下がるので上位/下位の差が開く厳しい行程だ。
 この区間でチームスガワラの日野スペースレンジャーFTは8番手スタートから健闘し、フラットな高速区間のCP1では10番手に後退するもその後砂丘が出てくると挽回し、最終的に7番手でゴール。総合順位でも7位をキープした。昨夏の大雨によってラクダ草が繁茂している上、越えにくい形状の砂丘が続く難しいステージは多くのエントラントがスタックして到着は大幅に遅延した。その中で悠々とノートラブルでビバークに到着した菅原ドライバーは「やっと調子が戻ってきた」と余裕さえ感じさせるコメント。明日からはマラソン行程になり、ティジカのビバークにはアシスタンスがこない。まだまだ続く山場を迎え、難しくなるほど本領を発揮するチームスガワラの活躍が期待される。

菅原義正

ドライバー・菅原義正
ロングステージを迎えてやっと調子が戻ってきました。長くて大変でしたが、パリ・ダカらしい行程で我々の出番が回ってきた感じです。
 
鈴木誠一

ナビゲーター・鈴木誠一
キャブマウントの調整も決まり、今日はマッドフラップがちぎれた程度でノートラブル。快調です。
 
菅原照仁

ナビゲーター・菅原照仁
なかなか難しいステージでした。明日のSSも98年に逆コースをたどった際の記録を見ると平均速度は40kmほどと難易度は高そう。頑張ります。
 

photo
ロングステージを終えて>>

 カミオン部門SS7暫定順位
 1  414 V.チャギュイン カマズ 7h 29' 53"
 2  412 A.デ.アヴェゼド タトラ 7h 43' 45"
 3  417 G.デローイ ダフ 7h 53' 53"
 4  415 K.ロプライス タトラ 8h 18' 13"
 5  410 F.カビロフ カマズ 8h 35' 26"

 7  400 菅原義正 日野 9h 01' 55"

 カミオン部門総合暫定順位
 1  414 V.チャギュイン カマズ 17h 06' 10"
 2  417 G.デローイ ダフ 17h 36' 24"
 3  412 A.デ.アヴェゼド タトラ 17h 46' 31"
 4  410 F.カビロフ カマズ 18h 40' 09"
 5  415 K.ロプライス タトラ 18h 52' 46"

 7  400 菅原義正 日野 20h 17' 47"

 
JRM ASSISTANCE
レース終了後、今回のアシスタンスサービスの詳細なレポートをご紹介いたします。

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